- 鬼滅の刃にハマらない私って、変なのかな?
- 鬼滅好きじゃないって言ったら、おかしな目で見られるかな?
- 皆がハマっている感覚が分からないから自分はダメなのかな?
そんな風に周囲と違うことが不安を感じたり、悲しんだりされている方、ご安心ください。
私も鬼滅の刃にハマりませんでした! どころか、ちょっと「苦手」です。
実際検索をかけてみると、鬼滅の刃にハマる人とハマらない人の特徴、について書かれたネット記事が結構たくさんあります。
つまりテレビで騒いでいるほどハマっていない人も多いということがうかがえます。
まあ、全員が好きになる作品なんてないわな。
そして私もハマらなかったタイプということになります。嫌い、ではないけど好きでもない。
ちなみにどこがダメだったのかは>>鬼滅の刃の考察--私にはまらなかった理由にて考察しておりますので、よければそちらもご覧ください。
特徴記事を見ていて「実際のところ、本当にこの特徴って当てはまるのかな?」と疑問に思ったため、今回はネット記事の「ハマる人、ハマらない人の特徴」をまとめ、ハマらなかった私と、ハマった私の家族にその特徴が本当に当てはまるかを検証してみます。
鬼滅の刃にハマらなかった人・ハマった人の特徴まとめ
記事を書くにあたり「鬼滅の刃 はまらない人 特徴」で検索をかけました。そこで上位表示されたサイト5位(2021/12/14時点)に載ってある特徴をまとめてみました。
記事を書かれている方たちにもたくさんのタイプが有り、
冷静に記事をまとめられている方、純粋になぜブームになったのか疑問な人、鬼滅好きな立場からなぜハマったのかを書いている人、鬼滅好きだけど苦手な人の気持ちも分かる人、ちゃんと漫画を読んだうえでハマらなかった人。
という方々がいらっしゃいました。
上位から意見もってきただけなのに、バランスよく筆者の立場が分かれてるな。
実際のところ、ハマらない人の意見がはまった人たちの中に埋もれているだけなのかもしれません。
上記のサイトから引っ張ってきた意見は以下の通り。
【鬼滅の刃にハマらなかった人の特徴】
- いろいろなアニメ・漫画に触れてきた
- ストーリーが凝っている(伏線が複雑に絡み合う)方が好き
- 好きなジャンルが確立している
- メインキャラが好きになれない(感情移入できない)
- 理想論を押し付けてくるのが好きじゃない
- セリフ・ノリが寒い
- 漫画の絵が独特で苦手・バトルシーンが分かりにくい
- 鬼滅のファンが嫌い
【鬼滅の刃にハマった人の特徴】
- アニメ・漫画に抵抗のないライト層(ウンチクがない)
- ブームに乗りたい
- 分かりやすい勧善懲悪ストーリーが好き(日々のストレスを当てはめる)
- ワンピースにハマらない人(特徴が鬼滅の刃と逆)
- 薄桜鬼にハマった女性
- キャラクターに感情移入できる(キャラが好き)
- 世界観が大正で入りやすかった
- 必殺技のセリフ「○○の呼吸」が良かった
- 主題歌が良い曲
どこのサイトにでも乗っている意見が「今まで様々な種類の漫画やアニメに触れてきたかどうか」が割と王道の意見なようです。
詳しくそれぞれを見ていきましょう。
鬼滅の刃に『ハマらなかった人』の特徴と実際ハマらなかった私
- いろいろなアニメ・漫画に触れてきた
- ストーリーが凝っている(伏線が複雑に絡み合う)方が好き
- 好きなジャンルが確立している
- メインキャラが好きになれない(感情移入できない)
- 理想論を押し付けてくるのが好きじゃない
- セリフ・ノリが寒い
- 漫画の絵が独特で苦手・バトルシーンが分かりにくい
- 鬼滅のファンが嫌い
①のいろいろなアニメ・漫画に触れてきた
私は自分自身を「アニメ・漫画オタク」と自称するほどアニメや漫画知識があるとは言えません。
ですが幼少期からマンガを読んでいたのは事実。家族より漫画やアニメに詳しいのは間違いありません。
②ストーリー
鬼滅の刃に新鮮味は感じませんでした。
少年漫画によくある「勧善懲悪もの」ですし「友情・努力・勝利」という有名な3つの条件もクリアしていますしね。
友情・努力・勝利の3ワードは、少年漫画好きなら必ず知っていると思います。
つまり鬼滅の刃は王道の展開ゆえに先の展開が読みやすく、物足りなさを感じる方も多いでしょうし、私自身すごく納得できます。
③ジャンルの確立
自身の好きなジャンル・価値観がハッキリしているのはたしかです。
周囲に流されてブームに乗ることはありません。少し見ただけ、もしくは全く見ない状態で「自分には合わない作品だ」と敬遠する傾向にあるようです。
私は「王道ストーリー」は好きですが「人死に」は苦手です。味方キャラクターが亡くていってしまうと、悲しくて悲しくて、かなり引きずってしまうタイプだからです。
なので敵も味方も死んでいく鬼滅の刃は私の好きな物語とは外れているとハッキリしています。だからブームだろうと見ませんでした。
④キャラクターに感情移入できない
あてはまります。キャラクターに感情移入できませんでした。
キャラクターたちに魅力を感じないのもまた、もっと自分的に魅力あるキャラクターを知っているから、とも考えることが可能です。
単純に好みの問題もあるけどな!
好みで言うと②~⑦の特徴が全部好みに入ってしまいますが、私の好きなキャラクターの傾向を考えると、鬼滅の刃はやはり当てはまらない。
私の好きな主人公のタイプは常識人でツッコミができるか、非常識人の両極端です。
炭次郎の性格は普通過ぎますし、ツッコミタイプでもない。完全に好みではありませんでしたし、
⑤理想論を押し付けてくるのが好きじゃない
⑥セリフ・ノリが寒い
話すセリフが寒々しく、⑤の理想論を押し付けてくる感じが受け付けませんでした。
とくに最初の話で、さんざん炭治郎はいい人、みたいなのを皆が繰り返して言うのがちょっと……いい人かどうかはセリフにされなくても行動見てこっちが判断するから、と思ってしまいました。
また、鬼にかける言葉や行動に関しても唐突すぎて「炭治郎は鬼の心を読めるの?」と疑問に感じて、言葉に重みをあまり感じませんでした。そういう能力があるとハッキリ描写してくれたら納得したんですが。
もっとちゃんと物語を追いかけて行けば好きなキャラクターが出てくるかもしれませんが、そこに到達するまでが苦痛すぎて無理でした。
⑦絵が独特・下手(女性の顔が皆一緒)
アニメは綺麗だと思いましたが、漫画の絵はたしかにちょっと……バトルシーンも迫力は感じませんでした。
しかしこれも、私の中で「もっと自分好みの絵、バトルの描写」を理解しているから、でもあるのでしょう。
他の作品を知らないと、そういうものだって思ってしまいそうだしなぁ。
あと私個人の感想ですが、女性キャラクターが全員同じ顔に見えて、それが気になって物語が頭に入ってきませんでした。
アニメ見て思わず「この人たちは姉妹か何かなのか?」と思ってしまったほどです。
⑧ファンが嫌い
……これは一定以上の人気を得た作品にはつきものですね。
マナーの悪いファンはどこにでもいるものです。
幸い私の周りにはそういうマナーのなっていない方はいませんでしたが、
悲しいなぁ。
ですね。好きな人も好きじゃない人も、楽しく過ごせるように互いを尊重し合えればいいんですけどね。
【結論】
ハマらなかった人の特徴と私はほとんど当てはまる!
鬼滅の刃に『ハマった人』の特徴と私の家族を比較
- アニメ・漫画に抵抗のないライト層(ウンチクがない)
- ブームに乗りたい
- 分かりやすい勧善懲悪ストーリーが好き(日々のストレスを当てはめる)
- ワンピースにハマらない人(特徴が鬼滅の刃と逆)
- 薄桜鬼にハマった女性
- キャラクターに感情移入できる(キャラが好き)
- 世界観が大正で入りやすかった
- 必殺技のセリフ「○○の呼吸」が良かった
- 主題歌が良い曲
①アニメ・漫画知識があまりない
私の両親、そして妹はまさしくこのライト層に入ります。ドンピシャです。漫画はほとんど読みませんし、あと……他に趣味もあまりありません。
②ブーム
妹は流行にも敏感な方なので、ブームというのもありそうです。
それと両親はテレビをよく見るのでニュースやCMでよく見るから気になった、というのも大きいと思います。
③勧善懲悪ストーリー
そして他に趣味もあまりない(もしくはコロナのせいでできない)ので「勧善懲悪ストーリー」によってストレスを発散している感は、たしかにあります。
意地悪な上司、ずるがしこい同僚、コロナによるストレス……それに対して我慢している自分……だけどスパっと嫌な上司や同僚、コロナを打ち倒してくれる存在。
父は趣味の釣りに友人と行こうとしていましたが、コロナのせいで断念(一緒の車に乗るので)、などがありましたし、妹も友人と外食することがよくあったのにできないのがしんどうそうでした。
そういったストレスを分かりやすい鬼、という悪に変換。ズルイことをしてくる鬼たちを倒していくのは、爽快感がありますからね。
④ ワンピースにハマらない人は鬼滅にハマる
これは面白い意見ですね。
えーっと何々……?
「ワンピースが嫌いな理由」は
・キャラの主張が激しい
・絵がごちゃごちゃしている
・とにかく連載が長い
鬼滅の刃はこれと逆だから、ということのようです。
たしかに鬼滅の刃はもう完結していますね。ワンピースは私も好きでしたが、長くて飽きてしまいました。
キャラクターも多く、多いゆえに主張が激しいのはたしかにそうでしょう。個性がないと埋もれてしまいますから。
ワンピースの絵も独特ですしね。
ただ、父に関してはワンピース(アニメ)にもハマっているので④は当てはまっていないと言えます。
⑤の薄桜鬼に関しては、家族が知らないので除外
私はアニメを少し見ましたが、ハマりませんでした。なので薄桜鬼にハマらない人は鬼滅もハマらない……のは私という例が1件ありますね。
正しいのかは何とも言えませんが。
⑥キャラクター
好きなキャラクターがいる、のも大きく影響しています。
妹は騒がしい黄色いキャラクターが好きなようです。ひたすらグッズ集めてます。
⑦時代設定
大正時代に関しては、母が好きなようです。和と洋が入り混じった世界観を楽しんでいます。
母は最近犬夜叉にもハマっているので、アニメ初心者でも和風な世界観は入りやすいのかもしれません。
⑧必殺技
家族は特に「○○の呼吸」という必殺技に惹かれている感じはありません。まあ、年齢が年齢なのでね。
子どもたちには受けそうですよね、必殺技。
⑨主題歌
これはとても良い曲ですね。家族も好きですし、歌は私も好きです。
【結論】 実際にハマった家族と、ネット上であげられている特徴はほぼほぼ合致
まとめ
特徴についてさまざまな意見がありましたが、まとめると
- アニメ・マンガにたくさん触れてきたかどうかによる知識量と価値観
- キャラクターを好きになれるか
- 作者のお笑いのセンスと合うか
この3つかなと思います。いや、下手すると②と③は好みとしてまとめてもいいかもしれませんね。
アニメやマンガに対する知識量が一定以上あると鬼滅の刃のストーリーに特別感は感じません。また、自分の好きなジャンルを理解しているので少し見ただけで「ダメ」か判断したり、そもそも見ない(読まない)。
あとはキャラクターに関する意見もどっちも出てるよな。
そうですね。ハマらない人はキャラが苦手で感情移入できず、ハマる人は好きなキャラがいて感情移入できるようです。
最後はやっぱり好み、となります。身もふたもないですけども。
で、実際にこれらの特徴をハマらなかった私と、ハマった家族に当てはめてみるとほぼ合致してました。
誰が最初にこの特徴について話し始めたかは分かりませんが、中々の信ぴょう性がありそうです。
と、それぞれの特徴について語ってきましたが、別に両者の争いを活発化したいわけではありません。
同じ環境でずっと暮らしていた家族内でもこうして意見が分かれるわけですから、鬼滅にハマらなかったからといって落ち込んだりする必要はないということです。
どうしても落ち込んでしまう方は、一度これらの特徴を周囲にいる身近な方に当てはめてみてはいかがでしょう。
冷静に分析していくことで、周囲と違ってもおかしくない、ことを理解して自分の中から不安を取り除いてあげてください。
そして鬼滅の刃が好きな方もそうじゃない方も、互いを尊重し合って作品を楽しめていけたらいいですね。
では、今回はここらへんで。お読みいただきありがとうございました!
他のやつらのことは気にするな!
好きは好き、ダメはダメでいいんだぜ?
じゃあ、またな!
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