鬼滅の刃の考察--私にはまらなかった理由

思考・集中 日常
Karolina GrabowskaによるPixabayからの画像

今更ですが、この話題に触れていこうと思います。

ただここでワンクッション置いておきたいのですが、私は鬼滅のファンではなくて、アニメも全部見ていないという事です。

真に残念ながら、私は鬼滅の刃が「はまらなかった人間」です。家族ははまったんですけどね。それを横で眺めているだけでも結構きつかったんです。

なので今まで鬼滅の話題を避けて生きてきましたが、最近前向きに考えられるようになってきて、がっつりじゃなくて、外(ファンじゃない。あまり知らないニンゲン)から見た鬼滅を書いてみようと思います。

嫌いではない。でも、好きでもない。

ただ、一時代を築いた作品として。そしてちゃんと完結させた(流行っているから長引かせることもできたでしょうに)ことをとてもリスペクトしている。

ちなみに私の鬼滅知識はアニメの一部で、鼓の鬼編?(稀血とか気絶する子や猪の子が出てくる) と、蜘蛛の鬼の一部(姉蜘蛛が毒の人に殺されるあたり)とかその他飛び飛びで少しずつ見たのと

という、youtube大学の動画を見たというだけの知識です(あと家族の会話。家族は映画も見た)。

動画はアニメのことだけで、漫画の巻数で言うと6巻まで。本当に最初の方だけなんですが、正直もうお腹いっぱいです。

なので今回の考察は

どうして世界を巻き込んだブームになったのか。

どうして自分にははまらなかったのか。

ということに重きを置いていこうと思います。

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鬼滅の刃についての考察

大ヒットの理由

ワンピースが流行った時も、様々な考察が溢れたものですが……まさかハマっていないものについて自分が考察する日が来るとは思ってなかったなぁ。

そして長くなると思いますが、休みながらお付き合いいただけると嬉しいです。

読者の層が広い

若い世代から割と上の方まで見ている、というのがやはり大きいでしょう。その要因として私が思ったのは

  • 時代・世界観(設定)
  • キャラクター
  • 恋愛要素
  • 主人公

一つずつ説明していきます

時代・世界観(設定)

動画内で中田さんもおっしゃられていますが、まず世界観ですね。THE和風な設定で刀(あと偏屈な刀鍛冶)、が出てくる。さらには様々な媒体で世に出続けていてもはやどれが真実か分からない新選組を彷彿とさせる背中に字の書かれた制服。

時代は大正ということで、言ってしまえば古い、わけですが……制服。洋服があったり、髪型もちょんまげだらけだったりとかはない、古すぎない時代と設定。

中田さんは男性受けすると言っていましたが新選組は女性も好きですし、刀剣乱舞というゲーム以降刀にはまる方も増えました。

そして時代背景のおかげで歴史が苦手で江戸時代とか言われると構えてしまう人たちも「大正か。ならまだいけそう」と取り込める。

日本人って、日本人なのに和風な世界観好きな方多い気がします……ですが時代劇を見る方がどれだけいるかというと……という。

なのでまずこの設定が良かったのだなと思います。

キャラクター

まあ何と言っても分かりやすい「イケメン」キャラがいるということと、そしてそれらにまず見た目からして個性がある(と言うか私は見た目しかしらない)。

イケメンといってもいろいろあるわけですよ。野性的なキャラ、クールキャラ、可愛らしいキャラ、天然ボケ、大人な渋キャラ、根暗キャラ、能天気キャラ、真面目(堅物)キャラ、王子様キャラ……公式アニメサイトで紹介されているキャラクターをパッと見ただけでもわかります。

性格は見た目通りじゃないのもいるでしょうが、見た目が被っていないというだけでも大きい。

憧れる格好良さもあれば、恋愛感情的な格好良さもあるでしょう。つまりここもまた、男女ともに受け入れられるわけです。

あとはですね、二次創作とかも盛り上がりそうという点。男女のカップリング(CP)もそうですが、同性同士(GLBL)などもね。

小説、イラスト、マンガ、コスプレなどのファン活動が盛んになるということは、原作も盛り上がる。だからこそ公式はある程度二次創作を見逃してくれるわけですね。

つまりここでも男女ともに受けるキャラがいるという事。

恋愛要素

これに関しては詳しく見ていないので断言はできませんが、チラチラ見る限りあまりなさそう。周囲での鬼滅の感想を聞いても「恋愛」のことをどうのと言っているのを聞きません。

だから良かったのではないか。

と思っております。

最近は男女ともに草食(恋愛に興味ない)が増えているとのこと。なのでそう言った描写が少ないと入りやすい。恋愛描写は好き嫌いも激しいですしね。幅広く受け入れやすい。

また、描写が薄いことで……上記でも触れましたが、各々の妄想で二次創作も盛り上がる。

二次創作好きにとっても心地よい作品なのかなぁと。

主人公が(バトルシーンがあるマンガとしては)割と普通

どういうことかというと、ルフィや孫悟空を思い描くと分かると思いますが、常人とは違う感覚があって「いやいやなんでそうなるんだよ」と周囲にツッコミを入れられています。あと割と戦うことが好きですね。

でも鬼滅の主人公炭次郎は、そもそも戦うこと自体があまり好きではなく、鬼に対してすら殺すのをためらうような性格。それは現大臣のほとんどがそうだと思うんです。私たちの目の前に鬼がいて、その鬼の首があったとして、それをすりつぶして殺そうとすぐに思えるのか。

実際に命の危機にさらされたら興奮状態で行えるかもしれませんけど、マンガを読んでいる状態。アニメを見ているだけの危機にさらされているわけでもない状態ではそんな風に殺そうとは思えない。

そういった感覚が世界の中では優しいと言われるけれど、現代に当てはめると普通。現代だと普通の感覚だとすれば、理解しやすい。共感できる。

もちろんズレたところもあるんですけど、ファンタジー世界の中に生きているのに現代よりな感覚の主人公と言うのが良かったのかな。

声優さんが豪華

鬼滅はアニメ化してバズったマンガですが、アニメに関して言うと声優さんが豪華すぎると思いました。

声優さん、そう詳しいわけではない私でも知っている人がたくさんいるわけです。

しかも使い方も贅沢で、敵の鬼役ですぐに殺されていくキャラクターたちにも凄い人たちがいる。

サイトにいる鬼(ラスボス含め)12人のうち10人のキャラの声優さんの名前は私でも見覚えがある。これってマジで凄いと思うわけですよ。

なのでここでも声優ファンを取り込むことができる。これは強い。

作画・表現方法・BGMが良かった

プロじゃないので偉そうで申し訳ないんですが、私がちらっと見た限りにおいてキャラや物、植物などの動きや描写に違和感を感じなかった。アニメはマンガと違っていろんな角度の描写が必要ですし、色合いもまた関わってきます。動きや作画の違和感が気になってしまうと物語の大事な部分に意識が行かなくなってしまいますしね。

あと私が良いなと思ったのが、水の呼吸とか技を使った時のあの技の表現。あれはいいですね。幼い子たちがかっこいいと真似したくなる意味が分かります。あれは綺麗だし格好いい。

BGMもそれらを邪魔しないバッチリと自然とかみ合う物だった。時折アニメでやたらとBGMが目立って違和感覚えることもありますが、私が見た範囲で違和感がでたところはなかったです。

まとめ

和風でありながら和風過ぎない時代設定ということで年齢層が幅広く、男女ともに好きな設定やキャラクターが多数揃っていて、声優さんが豪華で声ファンの人たちも見てくれ、アニメ自体の出来が良い。

さらには良いところでアニメが終わっているから続きを見たいと思う人たちはマンガへと移っていく。

そりゃヒットするよね、と改めて思いました。

自分にはまらなかった理由

物語には違和感を感じるところと言うのが人それぞれあって、かっちりと好みに合うと違和感に思えない、もしくは思ったとしても流せるのに、好みに合わないと小骨がのどに刺さった違和感がぬぐえない場合がある……はず。

ではどこが自分には合わなかったのかを考えていきます。

主人公の良い人なところ

私が見たシーンでは、割と独り言が多かったんですけど……痛々しかった。声が良いから余計にそう聞こえた。

純粋で良い子なんだろうなぁというのは、分かります。というより、それを伝えようという意図を強く感じすぎて「うっやめて。もう受け止めるHPは0よ」という感じでした。

私「分かった。炭次郎が良い子なのはとってもよく分かったから」

親御さんが自慢の息子をひたすらに褒めちぎっているのを、反応する間もなく聞かされ続けているような感じです。

敵である鬼に対しても優しい言葉をかける、というのもありますけどそこが唐突すぎてまず違和感。戦闘中に鬼と会話して鬼の過去に主人公が触れていたらともかく、そうじゃなさそうだし。

そして敵の想いを受けて敵を救うというのはジャンプマンガでは割と王道。鬼滅だけの話ではない。

なんでしょうね……私の中での主人公像とかみ合わなかった。私はナルトとかルフィ、孫悟空のような主人公主人公した方が好きなんでしょうね。

どこか周囲と違う。時には変わり者扱いされたり、攻撃されたりするけど自分の目的にまっすぐに進んでいく。

炭治郎も妹を救うという目的のために一生懸命ですけど、上記の3人の目的は完全に自分自身のため何ですよね。

妹を救うのだって結局は自分を救うことにもつながるとは思いますが、火影になるだとか海賊王になるだとか強くなるだとか……自分自身が何かになることを目的としている。

こういう主人公が好きなようです。ごめんね炭次郎。君自体のことは嫌いじゃないんだ。ただ、主人公だったから駄目っぽい。禰豆子が主人公でサブキャラとしているんだったらありだったかな。

コミカルなシーン

これは物語の流れを知らないから仕方ないところではあるんですが、キャラたちのシリアスでない場面でのセリフや掛け合いがどうも……寒々しい。

ああ、作者はここで笑ってほしいのかな?

という風に見えるところは他の漫画やアニメでもありますが、鬼滅のそういったシーンは私には違和感しかなかった。

正直、お笑い芸人さんたちが鬼滅好き、と言っているのがとても意外でした(もちろん中には無理とおっしゃってた方もいましたが)。

このコメディーを受け入れたのか、と。

……って、別に鬼滅はギャグマンガではないのでその部分に注目する必要はないんですけど、コミカルな要素が中に入っているのであればそこがかみ合わないとモヤモヤしたままになってしまうので、疲れてしまう。

でもこれは私自身が結構意外な部分でした。別に人と笑いのツボが大きく違うわけではなくて、今までも笑いのポイントでの差異を周囲と感じたことなかったんですけどね。

それか銀魂のせいで少年漫画にギャグを求めるようになってしまったんでしょうか(笑)。そうだとしたら、ゴリラ作家さんに慰謝料請求すべき?

女性キャラが全員同じに見えた

アニメ見てて思ったんです……女性の顔の見分けがつかなくて、鬼滅ファンでそれを見ていた家族に言ったんです。

 私「このキャラたちは姉妹か何かなの?」

家族「? いや、違うけど?」

家族には何でそんなこと聞くんだろうという顔されました(笑)。

でも私には何度見ても同じ顔に見えますし、アニメの公式サイトのキャラの紹介ページ眺めても、一緒にみえる。珠代、しのぶ、カナヲとか……蜘蛛の母と姉はまだ家族設定だから見た目を寄せてるのかと思えなくはないですけども。

声優さんが上手ですから喋れば違いは分かっても、目の色や髪型・髪色を一緒にしたら区別はつかなさそうです。

絵、自体は綺麗だと思いますし、そういう画風が気にならない方もいらっしゃるでしょう。でも私はそこが気になって話の内容が入ってこなかったです。

色や声がついて髪型が判断できないような写り方もほとんどないアニメでも見分けつかなかったということを考えると、漫画もダメでしょうね。

妹ちゃんは可愛いし、好きだなとは思うんですけども。

うーん、残念。

まとめ

世界観や時代設定、作画や表現、BGMは好きだし、努力・友情・勝利のテンプレもあってそこも好ましいのに、ハマらなかった……ようするに、私はキャラクターに魅力を感じなかった、というのが一番っぽいです。気になるのは妹ちゃん(禰豆子)くらい。

詳しく知らないからだと言われそうですが、詳しく知りたいと思えないのはどうしようもない。

グロイのもダメというのはあるんですが、そうなると幽遊白書とかは普通に読んでたし、そこがひっかかるわけではない。

あとは笑いのセンスが作者と違いすぎたのも大きい。合わないネタを見せ続けられるのって、結構つらい。

なんてファンの方に怒られそうですが、作品が嫌いなわけではないんです。ただ合わなかった。

残念ですが、しょうがないです。でもまあ……この後何年も経った後、唐突に見たくなるかもしれませんし、その時は受け入れられるかもしれませんし、それを待つことにしましょう。

日常
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