【リベ大】から学ぶ、小金持ちになる条件【お金の勉強】

　お金持ち、とはそもそもどういう人たちなのか。

　その定義は人によってばらつきがあると思います。今回は２０１７年野村総研統計データである資産分布、５０００万円～１億円の方を小金持ち（３２２万世帯以上）、とします。

　私自身がそこを目指している途中なので、本当だ！　とはっきり答えることはできません。ですがお話はとても納得できますし、私にもできそうと思ったのでそのことについて今回は書いていきたいと思います。

　久しぶりのリベ大動画（経済・ビジネス）の記事となります。

【リベ大】から学ぶ、小金持ちになる条件【お金の勉強】

　結論：小金持ちになるためには「平均」より多い収入と「平均」より少ない支出と「平均」よりよい投資利回りが必要。

　それを教えてくれる動画がこちらです。

　初心に帰ろう！　ということで私の好きなリベ大アニメ動画シリーズの第一回目をあらためて見直してみました。

　ですね。そして面白いだけでなく勉強になる。
　このブログもリベ大きっかけで作ったものですしね。ただ、始めた頃の熱や感情が変化してきて軸がぶれつつあるような気がしたので、今回は基本の基を学び直してみたいと思います。

　そして今回は「小金持ちになるための条件（理由）」であって、方法ではないのでご注意ください。

大金持ち（５億円以上）に誰でもなれる方法はない。

　まず大前提として、誰もが必ず『大金持ち』になることは不可能だ、ということです。

　と思われたり、「でもある人がこれをすればいいって言ってたよ」という方もいらっしゃるかもしれません。

　でも、「誰もが大金持ちになる方法は存在しない」んです。ないものはないのです。そのようなものがあったら、お金に困る人が世の中に存在するはずがないんですからね。

　もしも「誰もがお金持ちになれる方法は存在する」と言いながら近づいてくる人がいたとしたら、詐欺なので注意しましょう。

　もしくは「本当にその人はその方法で大金持ちになれた」のかもしれなくても、再現性がない場合もあります。

「お金を手に入れるにはこうこうこうすれば簡単だよ～」

　と、ツッコミいれたくなるような方法なら意味は有りません。

小金持ちに到達できない人が多い理由

　理由はズバリ……失敗している、から。

　小金持ちになるためのルールは原点方式。失敗している、間違った方法を行っていれば階段を上っているつもりが、下りのエスカレーターを延々と歩いていた、というようなことになりかねません。

　そうですよね。
　そして、そういうことをしている人が大勢だからこそ、小金持ちにはなれないというわけです。

　小金持ちになるための条件３つが、結論で述べた「収入」「支出」「投資利回り」を平均より良いものにすることです。
　収入や投資利回りは平均より上で、支出は平均より下。

　それについては『第124回 平均的な年収・家計支出でも、平均的な投資でお金持ちになれるのか？【お金の勉強　初級編】』で解説されてますが、無理です。

　動画内ではざっくりとした計算で平均年収・平均支出を計算されているわけですが、残念ながら年齢を重ねるごとに収支はマイナスになっていました。
　つまり平均的な収入と平均的な支出ではお金がそもそも貯まらない。たまらないということは投資にまわせるお金もない。
　これでお金持ちになれると思いますか？

　そもそもすべて平均で大金持ちになれるなら、世の中もっとお金持ちで溢れているはずですしね。

　では逆に、大金持ちになれる条件とは何なのかを見ていきましょう。

大金持ちになれる条件――バグっている！？

　大金持ちになれる方たちは、小金持ちになるための３つの条件のどれかが異常な数値になっているのです。
　ちなみにこの異常な、は誉め言葉です。

　つまり「収入」が平均よりずば抜けている。大企業の社長、エリート街道まっしぐらな人たち……が該当します。
　彼らの収入を見たり聞いたりすると、すごいとは思いますが自分がそうなれる姿は思い浮かびませんね。

　もしくは「支出」がやたらと低く、仙人のような生活をしている。周囲からどケチやら貧乏やらと言われようと気にしないし、お金を使わない生活が苦ではない人。
　ブログでも依然紹介させていただいた【読書レビュー】年収９０万で東京ハッピーライフを読んだ感想の作者さんはここに入ると思います。
　年１２カ月あるなかで９０万で生活ということは月に１０万円切ってます。でも、幸せそうです。

　支出に関しては切り詰めて切り詰めていけば達成できそうな気もします。まだ想像は収入よりしやすいですね。
　でも、

　人によっては苦しいこともあり、私も切り詰めすぎるとストレスで体調不良を引き起こしてしまいそうです。というより、一度起こしてしまい、病院代がかさみました。
　１０円２０円の節約が苦ではなくて楽しく続けられる方はその道を究めてみるのもいいと思いますけど、万人に勧められる道ではありませんね。

　最後の投資利回り。これは素人が行うにはギャンブルに近く、全員ができるものでもありません。
　勝ち続けることなど出来ず、負けた時の損害は桁が違う。桁が違うからこそ、買った時は大きいわけですがその巨額なお金のやり取りに耐えられるメンタル。株価に影響しそうな情報の入手と取捨選択、投資にかける時間……どれもこれも大変です。

　運がとてつもなく良ければそれでできるかもしれませんけど、プロたちですら連続で勝てない世界です。初心者がラッキーパンチで稼げたとしても、調子に乗ってその収益全部、どころかマイナスとなっていく可能性の方が高いでしょう。

まとめ『小金持ちなるための条件――キーワードは「平均」』

　大金持ちになるためにはその平均をはるかに超える数値を叩きださなければなりませんが、私のように平凡な人間にはできません。
　でも、方法を学んで平均より少し上の水準を行くことはできるはずです。そもそも、支出は今実家暮らしなので人よりもかなり低い水準だと思いますしね。

　あとは収入を少し増やすことで私の夢である「日がな一日ゲームしたり文章書いたりして暮らす」ができるようになるでしょう。
　収入が増えれば投資にまわせる分も増えますからね。

　自分の収入と支出、投資について改めて考えてみましょう。

　あなたの収入は平均より上ですか？
　あなたの支出は平均より下ですか？
　あなたの投資利回りは平均より上ですか？

　それがあなたを……私たちを小金持ちにしてくれる３つの条件なのです。

　その具体的の方法はリベ大の方で様々な動画を上げてくださっていますし、最近は勉強系の動画も増えて来ていますのでそれらを見て学んだり、もちろん本を買ってもいいでしょう。

　学んで、実践する。

　学ぶだけでなく、ちゃんと実践していきましょう。

　私も改めて頑張っていきたいと思いますので、これからもよろしくお願いします。では、互いに頑張って、明日という今日を、今よりも良いものに変えていきましょう。
　ではまた！