【レザークラフト】制作キット買って作ってみた【初心者】
今回はいつもと異なり、タイトル通りハンドメイドに挑戦してみました。
キーホルダー作成キット 必要な道具&材料を完全パッケージ!初心者さんでも約30分で完成できるレザークラフト 価格:1,500円 |
ちなみに黒が格好良さそうだったので黒色で、形は四角と迷いましたが丸みの方が縫い方下手でもなんとかなるのではと丸に(そういう理由?)。
中に入っているキットはこんな感じです。
説明書(裏は型紙になってます)。レザー(黒丸。色形は選択可)。金具。端切れ。糸。針(2本)。接着剤。トコノール。磨く用の布(白)。
レザークラフトには様々な道具があるそうですが、今回道具と言える道具は針くらいでしょうか。あとハサミくらいです。
作り方が載ったこちらの紙にあるQR先では実際に作っている動画があり、針に糸を通すとか縫うのはそっちで何度も確認しました。他の作業は文字だけでもわかりますが、そこは動画を見た方が良いかと思います。
レザークラフトについては「初心者はキーホルダーなどの小物からはじめるといいよ」「キットがあるからそれだと道具もいらないよ」ということしか調べずに始めたため、簡単と書かれていても苦労しました。
1.まずは端切れを型に合わせて切る
この作業は不要なのですが、中に端切れをいれてふっくらさせてもいい、と説明書にありましたし入れてくださっていたのでやってみることにしました。
説明書の裏はこんな感じになってます。
切り取って型を取る
もしかしたらハサミで切り取らないで使うべきだったのかもしれません。
とにかく、説明用紙にぽっかりと空いた穴を横目に、端切れに線を引きました。
切り取ってレザーに当ててみましたが結構大きめ……でもたしかにこれくらいじゃないとふっくら感はでなさそうですね。
2.接着剤を付けて貼り合わせる
で、この後はレザーの裏面に接着剤を塗っていきます。ですがその際、真ん中の2センチメートルは接着剤を塗らないため、分かりやすくピッピッと線を引いておきます。ここにまで塗ってしまうと、金具まで接着されてしまいますからね。
線は割と適当に引きました(笑)。
そしてこのあと接着剤を塗っていきます。ヘラはなかったので、堅い紙を使いやすいように切って使用しました。
ただ塗ってすぐに、ではなくて少し乾かしてからだそうです。
端切れを中央においてしばらく待ち、革を半分に折って接着!
の前にしっかりと金具を通しましょう。
私は金具通し忘れて、キーホルダーでもなんでもないただの革の塊を作るところになりそうでした。
皆さんはそんなウッカリしないようにしてくださいね。
いや、普通わかるでしょ(呆)
とにもかくにも原型が完成!
この時の注意としては、すでにレザーに開いている針孔がずれないようにすること。一番端の穴に針を通して見るなど、ずれていないか確認しておきましょう。
これだけでも十分な気もしますが、ここからがクラフト本番! 縫う作業です。どうしましょう。私、縫うの苦手なんですが。
細かい作業は好きなんですけどね。じゃあなんでレザーに挑戦しようとしたんだという話なんですが、ただ単に皮カッコいいなと思ったからです。なので頑張ります。
3.縫っていく
入っている針2本に、糸を通していきます。この糸と針、ともに太くて家庭科で触ったのとはまた違う感覚です。
そして1本だけでなく2本とも使うようです。てっきり1本は予備かと思ってました。
糸の通し方が少々特殊。
- 糸の長さは縫う箇所の4倍程度
- 糸の端から3センチほどに針を突き刺す
- そこからさらに1センチほど奥に針を刺す
- 針穴の方に糸をずらして、糸を穴に通す(糸がS字のようになる)
- 糸を引っ張る(針に突き刺さっている側の糸を逆に持っていく)
文字に起こすとこんな感じでしょうか。これは正直動画を見た方がいいです。でもこうすることで抜けにくくなりますし、普通に縫う時に作る糸端の塊部分(なんて呼ぶのか分からない)がないので縫いやすい。
なるほどなと思いました。
2本ともそのように糸を通し、糸の両端に針が付きました。この時点で家庭科で習ったこととはまるで違います。
一番最初の針穴(あけてくださっている)に針を通します。糸の長さが均等になる位置まで引っ張り、次の穴に差します。
レザークラフトキットでは皮に穴をあけてくださってるので、接着する際にはこの穴がズレないようにしないといけません。
が、私はこの穴が少々ズレたのと、黒色で見にくく、一番最初の穴を抜かしてしまっていたことが後でわかりました。
なのでそもそも色を黒にしないか、縫っていく前にすべての針穴に一度針を通しておくことをオススメします。一度針を通しておくことで縫いやすくなります。
そうしておけばよかったと気づいたのは最後の方でした。
話がそれましたが、レザークラフトの縫い方は2本の針を交互に差していくというものでした。
先ほど2つの穴を通した針はいったんお休みで、もう一つの方を一本目の針が出てきた穴に通します。そしてしっかりとぎゅっと引き締めます。
あまり引き締めすぎても良くないと思いますが、私は最初緩すぎて横から見た時不格好だったので確認しながら進めていくと良いと思います。
そして次の穴に刺し、その針は休憩です。
つまり2回連続で穴に通したらもう一つの針に交代していく縫い方のようです。
最初はそれがよく分かりませんでしたが、なんども動画を見直して納得してからはすいすいと進めていけました。
ただちょっと穴がズレているせいで針は通りにくく、どこが穴なのかが分かりにくく……最後の最期で片側の穴を一つ飛ばしていたことが判明したり……でも戻る気力がないのでそのまま無理やり調整したり、最期の最期で一番最初の穴を一つ飛ばしていたことに気づいたり、そもそも糸の長さが足りなかったり……と、間違いだらけでしたがなんとかそれっぽくはなりました。
よく見ると明らかに針を通すの間違えた箇所も分かったのですが、まあそれも味だということで納得させました。
そして写真の撮り方が安定しないのもお許しください。慣れてなくて。
皆さんは私のように慌てないためにも、しっかりと説明動画を見たり、糸は長めにしておきましょう。ちゃんと4倍にしたはずなんですけどね。
4.コバ磨き――完成!
私はコバというものを存じ上げなかったのですが、皮の端のことのようです。
2枚の革が合わさっている部分を、トコノールという液体を縫ってから布で磨いていきます。そうすることで合わさっている面が目立たなく、つなぎ目がみえなくなっていくのです。
納得できるまでやります。
ごしごしごしごし。
ちなみにあとで調べてみたのですが、もっといろいろと道具を使うことでコバ部分を綺麗にすることもできるみたいです。でもトコノールを縫って磨くだけで全然違う感じになりました。
とはいえさすがに「縫い方間違ったところ」や「そもそも革を合わせる時にずれたところ」までは隠しきれませんでした。
感想
ミスだらけの製作過程でしたが、自分で作ったとなると、やはり愛着がわきます。仕事用のカバンにでもつけようかな? クルマのキーでもいいなぁ。
失敗しつつですが、1時間もかからずに作れました。
売り物として出せるレベルにするにはもっと慣れないといけませんけど、やはりモノ作りは楽しい。
あと、レザーはやはり格好いいですね。縫うのもコツを掴めばそう難しくなさそうです。
もう1つか2つキットで作ってみて、イケそうだと思ったら本格的に勉強して道具も買って作っていこうかなと思います。
今回はコモンママさんのレザークラフトキットを使用させていただきました。
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好きな色と形を選ばれると良いと思いますが、黒のレザーに黒の糸は見にくかったので、練習したいという目的でしたら別の色が良いかもしれません。黒に黒だからこそ、縫いが荒くても目立たないのもあるので、単純に好きなものを選ぶのが一番ですが。
- ちゃんと縫えているかしっかり確認したい場合は黒以外(糸と革の色が違うもの)を選ぶ
- 接着する際には金具を通すのを忘れない
- 針孔同士をしっかりと合わせる(2本の針を刺して確認する)
- 接着した後、一度すべての針孔に針を通しておく
- 糸は4倍の長さよりもう少し余裕持たせた方が安心
- 針は連続して2つの穴に通したらもう一つの針に交代
- しっかりと糸を引っ張り、革が合わさっている部分の様子を確認しながら進める
- コバと呼ばれる革が合わさった部分をしっかり磨く
もしも挑戦してみたい! という方はここらへんに気を付けてされるといいかなと思います。
私も次はこの点に気を付けて挑戦したいと思います。またその際はお伝えしますね。
大変だけど楽しかったぁ。
では、また!
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