家計アプリに初心者が挑戦してみた
お金の勉強していると、やはり家計簿は付けなくてはいけないとひしひしと感じ、最近は
Money Fored ME(https://moneyforward.com/)を使って家計管理に励んでおります。
これは
両学長 リベラルアーツ大学のこちらの動画にて紹介されていたアプリです。最近買い替えたスマホにも標準でインストールされていたほどのものなので、かなり有名なのでしょう……最近までガラホを使っていたので全然知りませんでした(笑)。
家計簿をつけるように、とは両学長が何度もおっしゃっていましたし、自分もそうだよなと思いつつ、「私はアナログで格好良くつけるんだ」と意地になって手書きしていましたが、あまりにも面倒で続かず。
ま、まあ? 学長がすっげーおすすめしてるし?
一度くらいは試してあげてもいいかな―的な?
そんな生意気な言い訳をしつつアプリを起動し、いろいろと設定をし……今やどっぷりとハマっております。
カードや銀行への振り込みなどは自動ですし、買い物もレシートを読み込めば打つ必要ないし、手打ち入力もできるし。
何よりグラフが見やすい。詳細を見たいときはタップすればどれに何%使っているか、自動で計算してくれます。
「あー、ここはちょっと浪費しちゃったかな」とかを考えながら、毎日ニヤニヤとアプリを起動して眺めています。
ですが家計簿アプリ初心者の私としては、戸惑ったところも多いので実体験をふまえて、使用の感想や家計簿の実際のつけ方を書いていきたいと思います。
アプリDLの前に確認すべきこと
やってやるぜ! と気合に満ちているのはいいのですが、その前に2点確認しておきましょう。
対応金融関連サービスになっているか
応金融関連サービス一覧(https://moneyforward.com/active_services)を確認しておきましょう。
やはり銀行やカードと連携出来て、出来るからこそ勝手にしてくれて便利なので「インストールしたけれど対応してない銀行だった」にならないようにしておきましょう。
たくさんの銀行が対応しているので行けるとは思うのですけどね。銀行の種類ってかなり多いので確認しておいた方が余計な手間や「やってみたけど出来なかった」という残念感が減らせます。
折角やるぞってなったのに、そのやる気を失ってしまうのはもったいないですからね。
もしも対応していない金融サービスだった場合は、手打ち入力で頑張るか、対応しているアプリを探してみてください。
残念ながら私は他のアプリを知らないのでご紹介できませんが、検索するとすぐに出てくると思います。
家計アプリを紹介されている方も多いので、情報を集めて自分に合いそうなものを探してみてください。
この記事を読んでいるあなたは家計簿初心者でもやる気に満ちています! そのやる気があれば絶対できる!
金融サービスの【Webサイト】へログインできるか
マネーフォワードMEのサポートサイト内「連携ができない場合の対処法」にてこういう記述があります。
まず1つ連携してみよう
【用意するもの】
使い方ガイド1「自動家計簿の使い方」より(https://support.me.moneyforward.com/hc/ja/articles/900003008103)
・インターネットバンキングのログインID、パスワード
・クレジットカードのオンラインサイトのログインID、パスワード
つまり、口座はあるけれどWEBサービスを一度も使ったことがない方はまず確認する必要があります。別途登録する必要もありますので。
私はゆうちょのWEBサービスに登録していなかったので改めて登録申請しました。これには数日を要し、
今すぐに連携したいのにできない~~(泣)
皆さんはそうならないように確認しておいてください。
もちろん、連携できなくてもアプリの使用自体はできるので、使用感だけ知りたい場合や今すぐできる範囲で自分の資産を把握したいのならば問題ありません。
DLしてさっそく連携してみる! ――エラーはググった!
上記の問題をクリアしたならば、早速連携です。
ホーム画面を探すと「サービスを連携しよう」と書かれてあると思います。もしくは画面↓の口座をタップ。右下に鎖のようなアイコンが出ていたらそれをタップ。
出ていなくても、サービス連携を追加する、というような文字があると思いますので画面に従ってタップしていきます。
そして金融サービスにログイン。……正直、画面に従っていくとできます。
ですが連携エラーが何度か出ましたし、連携を許可する、という画面がでて許可したにもかかわらず連携がなかなか進まずエラーになったりしました。
エラーが出た場合の対処方法は金融サービスによって異なります。各サービスのヘルプからマネーフォワードについて検索をかけるか、グーグルにて「●●銀行 マネーフォワード 連携」のようなキーワードで検索してみると参考記事が出てきます。エラーという単語を付け加えてもいいですね。
ちなみに私のエラーはタイムラグと……理由不明でした。何度かチャレンジしていると通ったので、回線の問題だったかもしれません。
とにかく、普段使う口座やカードをひたすら連携していきました。もうこの時点でどっぷりはまっていました。
だからこそ連携出来ない時に「うあー、できないー」となったのです。
設定を変えてオリジナル家計簿にしてみよう!
連携を終えると、それだけで勝手に割り振ってくれて家計簿が出来ていました。色とりどりで大きな項目とたくさんの小さな項目が入見だっており、鮮やかですが少々見にくい。
デフォルトの状態はいわゆる標準的な家計簿で、これでつけていっても不正解ではありません。標準的な家計簿(テンプレ)は誰が見ても分かりやすいし、他と比べやすい。
ですが家計の支出を「私が」管理したいから家計簿をつけるのに「私が」見にくいと思っていては家計簿の意味がありません。
学長もオリジナル家計簿をすすめていらっしゃるので、私もそれに倣って改造していくことにしました。
学長の家計簿に関する動画を参考に、自分の考えも踏まえて説明していきます。
目的を決める――なぜ家計簿をつけるのかを考える
家計簿をなぜつけるのか、今一度考えます。
「しないといけないから」という理由以外で。
やはり「しないといけない」と思うよりも「これのために頑張る」と思った方が身に付きますし、楽しめます。
私の場合は月に5万円貯金に回す、目標と掲げ、そのための無駄な出費を知りたいために家計簿をつけています。
余計な保険の解約や格安SIMに変更し、無駄な月額会員も解約したことでお金は浮いていたはずなのに、家計簿をつける前はその分が浪費に回っており、結局イーブンになっていました。
なのに実際今は貯金ができていて、しかもこのまま続けられそうと感じております。
それもしっかりとした目的があるから、です。目的、目標は本当に何をするにも重要なのだなと思いました、まる。
固定費と変動費が分かるようにする――気にするのは固定費
家計の種類は大きく2つ。それが「固定費」と「変動費」です。
意味は名前の通りで毎月消費されていくもの――家賃、食費、保険代、水道光熱費、携帯代(通信費)などが固定費。毎月決まっていない出費――冠婚葬祭、遊興費など。
この二つのうち、倹約効果が高いのは固定費です。何せ一度すれば毎月の金額が減らせますし、それが毎年と重なるととても大きい額になるからです。
100円安い食品を買うために1時間かけて遠いスーパーに買いに行く。
これはこれで素晴らしい努力だと思いますが、この時に発生する倹約効果はこの1回のみです。ですが携帯代を格安シムに変えると数千円毎月安くなりますし、しかも一度行ったらそれがずっと続くのです。手元に数千円ずつ多く残るようになるのは、つまり1年にすると数万円給料が上がるのと同じです。
家賃も安いところに引っ越すや、値引き交渉。水道光熱費も複数見積もりしてより安いところを選ぶだけでかなりの金額が浮きます。
倹約に関しての考え方を知りたい方はこちらの動画がおすすめです。アニメじゃないのもあるのですが、私はアニメ動画が好きなのでそちらをあげておきますね。
変動費に関しては「気にしすぎないこと」が大事です。
貯金するために数百円の買い物を我慢した!
やっほー! 券約楽すぃー!
今日も貯金のために節約……節約……うぅ。
しんどい。つらい。
変動費の倹約自体を楽しめる方ならいいのですが、そればかり考えすぎるとしんどくもあります。
なので考えすぎず……かといって使いすぎないように「予算」を立てて、収入の範囲内で生活しましょう。
カテゴリー追加で自分に見やすく――計算対象の有無や抜け漏れをチェック!
大きな項目は変更が出来ませんが、その下の中項目は自由に追加することができます(もともとある項目は編集できない)。
数値を入力する画面で大項目を選択すると右上に編集という文字が出てきますのでそれをタップすると好きな中項目を追加できます。
私は通勤費を固定費として考え、固定費=住宅にまとめています。通信費はもちろん、貯金もここに入れて毎月問答無用で貯金してます。
その他、口座の画面から財布(一番下)を追加し、手持ちの資産はここで管理しています。それと500円玉貯金の財布も作って分けました。
入出金にかんしては計算対象にするかどうかの選択もできますので、それをすることで二重計算を防げます。グラフや数字を見ておかしいと思ったら、二重計算になっている可能性がありますので内訳をしっかりと確認しましょう。
抜け漏れがないようにきっちりと入力していき……残念ながら私は差額が出てしまいましたので修正することになりました。
ですが次回からは大丈夫、なはず。次も誤差が出る用なら方法を間違っているということになりますね。
考えてみれば、たしかに入力していない金額があったので完全な不明金ではないのがまだ安心です。
そうして調整していき、私は大項目は住宅、食費、教養(自己投資)、日用品(医療費や衣服、遊興費やその他がここ)の4つに分類。
食費は健康のためにかけるお金、教養はお金を稼ぐ力を増やすため。この2つは自己投資と考え、倹約しすぎないようにするために大項目にいれました。
その他の支出が日用品となります。
固定費は全部住宅扱いにしたので、固定費と変動費が非常に見やすくなって私は満足です。
皆さんも、一度全体的な項目を見て「自分に必要な項目」を選択し、なければ追加してオリジナル家計簿を作ってみましょう。
具体的な項目の使い方や家計簿のつけ方は、当記事の最初で紹介した動画で解説されているのでそちらもどうぞ。その動画では私とはまた違うオリジナル家計簿の例があげられていて面白いですよ。
アプリをニヤニヤ眺める
できたら、あとはひたすらアプリを眺めます。人にもよりますが、これが楽しい。
家計簿初心者で、手書きは諦めてしまった私でも今やこれに頼りきりです。もう手書きには戻れません。
オリジナル家計簿はぜひ一度作ってみていただきたいです。テンション上がります。
しっかりと家計を管理して、お金を貯めていきます!
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