【お金の知識を身につけて自信をつけよう!④】情報資源の見極め方編【守る力①】

コインお金
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※シリーズ記事になっておりますが、単独でもお読みいただけます。シリーズ一覧は>>コチラからどうぞ。

 この記事は

  • とにかく将来が不安
  • 自信をつけたいけど、何をしたらいいかわからない
  • お金について勉強したい

 方に向けて書いております。

 ということで、お金の守る力を上げるための第一弾をやっていきましょう。

ワン親方
ワン親方

稼げる力とか増やす力とかじゃなく?

 なぜかというと、貯める力で少しでも成功体験を積むことが出来た……後で失敗をしてその成功体験をマイナスにさせないため、です。

 私としても稼ぐ力をオススメしたいところではありますし、「やってやるぜ」という強い気持ちがある方はそちらからで良いと思います。
 しかしまだしんどい方は焦って稼ぐとか増やすに行かず、マイナス経験を積む可能性を減らすのが重要と考えております。

「ああっ失敗した。やっぱり私なんて」

 と、凹んでしまうより、まずはそうなる状況を避けるべく、守る力をつけよう! ということです。

ワン親方
ワン親方

なるほどな。

で、テーマが情報商材?

 はい。やる気が少し出てきたときに一番引っかかりそうな単語かと思いましたので。

 現代社会は情報化社会と言われます。情報は大切な資源。とはいえ

  • 〇〇万円払うと月100万稼げるってあった。買おうかな?
  • どれもこれも怪しい情報に見える!
  • 有料は怪しい。けど、無料の情報の質も低そうだ

 と思ってしまう方たちもいらっしゃると思います。
 ちなみに私は「どれもこれも怪しい情報に見える」派ですし、「月100万稼げる」を怪しいと思いつつも魅力は感じます。

ワン親方
ワン親方

10万円払ったら100万稼げる、かぁ

 親方? 大丈夫ですか? 10万円の情報商材買おうとか思っていませんよね?

ワン親方
ワン親方

ハッ!

お、おおおお思ってなんかねーぜ!

 ちょっと親方が怪しいので、今回は「情報に対する考え方」について見ていきましょう。

 この記事のことを学ぶことで、お金を守る力を鍛えられます。貯める力や使う力にもつながります。

 今回はリベラルアーツ大学「第16回【知らないと苦労する】「情報商材を買っても良いケース5選」と「情報投資の原則」について解説【良いお金の使い方編】」をメインの参考資料とさせていただいてます。
良いお金の使い方編とはなっていますが、自信がない方にとっては守る力になりそうだ、という判断で守る力として紹介させていただいています。

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初心者は情報商材を買うな

 結論は「初心者は情報商材を買うな」です。

ワン親方
ワン親方

なんだとおぉ!

俺っちは騙されたりしねーぜ?

 と、親方の様に思われる方もいらっしゃるかもしれません。

 しかし騙されなかったとしても、そもそも初心者に情報商材が必要か、という問題があります。

 詳しく見ていきましょう。

そもそも情報商材とは?

 情報商材とは、インターネットの通信販売等で、副業や投資等で高額収入を得るためのノウハウなどと称して販売されているものです。情報商材はPDF形式などの電子媒体で取引されることが多く、パソコンやスマートフォン等を使ってダウンロードや閲覧をすることができます。事業者によっては、動画やメールマガジン、アプリケーションで配信したり、冊子やDVD等に加工して契約者に送付する場合もあります。
 情報商材そのものだけでなく、情報商材をきっかけに高額なコンサルティングやビジネスセミナー、ソフトウエア等を契約させられるケースもあり、契約書にもアフィリエイト、ビジネスサポート、コンサルティング、業務委託等の名称が用いられていることがあります。

独立行政法人「国民生活センター情報商材の特徴より

 怪しい情報商材の話が持ちかけられた、という方は一度「簡単に高額収入を得られるという副業や投資の儲け話に注意!」のページをお読みいただきたいと思います。
 かなり相談件数も増えているようです。

ワン親方
ワン親方

何々……事例3。

「求人サイトで『在宅で稼げる。返金保証』とあり契約したが稼げず返金も拒否された」

って、今俺っち求人であったコレに応募しようとしてたんだが。

 記事内の「相談事例からみる問題点」で

  1. 簡単に高額収入を得られることを強調する広告・宣伝
  2. 次々に契約を迫る等の強引な勧誘
  3. クレジット契約や借金をさせてまで高額な契約を結ばせる
  4. 広告・説明と異なり儲からない、サポートや返金保証が無い

 とあります。親方の見ている求人は①に該当しますね。

 他にもためになる情報も載っていますし、一度しっかりと読まれてみることをお勧めします。

情報商材を買ってもいい条件5つ

 情報商材が何か分かったところで、ではどういう場合ならば買ってもいいのかを見ていきましょう。

 そうすることで「なぜ初心者におすすめできないのか」が分かります。

  1. 利益(成果)が出ている
  2. 経費にできる(個人事業、法人)
  3. 資金的な余裕がある
  4. 「王道」は一通り試した
  5. バックエンド商品の見極めができる
ワン親方
ワン親方

①利益が出てからって……出てないから欲しいんだぜ?

 そう思われるかもしれませんが、初心者ゆえに有益な情報もしっかりと活用できない可能性が濃厚です。
 今は無料でも情報は集まります。利益も出ていない、これから出るかもハッキリわからない状態でわざわざそこに手を出す必要は……果たしてあるのでしょうか?

 何より問題なのは「情報商材」に関するトラブル件数は増える一方。情報商材の情報はゴミがほとんどだということです。

 無料で手に入る情報の中にももちろんゴミのようなものも多いですが、有料でもゴミが多いなら……無理してお金を払う必要はないですよね。

 というより、無料の方が良い情報多いかもしれませんよ? グーグル先生が頑張って良い情報が一番に来るようにしてくださっているので。

 なのでゴミであっても経費にできる②(個人事業・法人)の状態や、③のように資金に余裕がある場合、④のように王道は試したけどもうすこしの何かが欲しい場合、⑤のように見極めができるほどの実力がないならば避けた方が無難というわけです。

ワン親方
ワン親方

でもぉ、そうなるとネット情報だけに頼るのか?

それはなんだか怖いぜええええっ。

 最強の情報源がありますよ。有料ですが数千円です。

 それは……「本」です。

情報投資の3原則

  1. 本が最強の情報源
  2. 実践環境への投資がセットじゃないと無意味
  3. 鮮度を求めるなら「ヒト」

 本は図書館を使えば無料でも可能ですが、「身銭を切る」方がよりいいのかなとは個人的に思っています。
『ついていきたい』と思われるリーダーになる51の考え方」で岩田松雄さん(元スターバックスコーヒージャパン株式会社CEO)も書籍の中でおっしゃられていました。

 なぜなら買わないと線を引いたりメモ書きができないからです。

 ここは人によりますし、資料として参考にしたいだけならコピーしたりノートに書いたりもできるので絶対に買えとは言えませんけどね。

ワン親方
ワン親方

結局本を読んで勉強か。

 面倒そうですね。

 ですが本は著者の魂がこもっているものですし、編集者も関わって明らかな過ちの情報が載る可能性は低いです。なのに1万円もしません。考えるとすごいことですよ、これ。
 同じジャンルの本を10冊も読めばかなりその分野について詳しくなっていると思いますよ。

 もちろん、ハズレ本もありますけどね。

 とはいえ欠点、注意点もあります。

 それが②と③。

 読むだけでは当然、現実世界は何も変わりません

 本から得たものを発信する、活かして何か行動する……アウトプットが現実世界を変えてくれる唯一の方法、とは「アウトプット大全」で樺沢紫苑さん(精神科医)がおっしゃられていたことで、本当にそうだなと最近痛感しています。
 例えばテストを受けている時、答えが脳内で分かっていても答案に書かなければ0点です。それと同じで話したり書いたり行動しないといつまでたっても0点のままなのです。

 そしてなんといっても、本は情報の鮮度としては落ちます。執筆時間もありますし、そこから修正も入りますし……今日発売の本! とはいっても著者がそれを書いたのはもっと前の話です。

ワン親方
ワン親方

鮮度を求めるならヒトってあるけどよ。

そんないい情報持っているヒト、周囲にいねーよ?

 残念ながら、鮮度・質が良い情報というのは自分より上の層の人たちが持っています。下の層にいる限り手に入りません。

 上がっていくためには、その層の人たちに引っ張り上げてもらう必要がありますが、引っ張り上げたいと思われる人材になっておく必要があります。

ワン親方
ワン親方

……つまり?

 鮮度と質が良い情報を手に入れるためには、①と②を中心に③も取り入れつつ日々の地味な努力が必要、ということです。

まとめ

結論:初心者は情報商材に手を出す前に、そのジャンルの本を10冊読む!

 なぜかというと

  1. 利益(成果)が出ていない(見通しがない)から
  2. 経費にできず(個人事業、法人)リスク軽減できないから
  3. 資金的な余裕がないから(リスクが大きい)
  4. 「王道」を一通り試していないから(他の可能性)
  5. バックエンド商品の見極めができないから(判断力がない)

 まだ利益が出ていないし今後出るかも見通しがない上に失敗した時に経費にもできなくて、資金的に余裕もなく、まだ他に試せる方法があるのにしていなくて、最期の大切な見極めができないからです。

ワン親方
ワン親方

否定の文章で改めて言われると、グサッと刺さるな。

 そうですね。書いている私にもダメージ来ました。

 情報投資は大切ですが、原則は以下のたった3つ。

  1. 本が最強の情報源
  2. 実践環境への投資がセットじゃないと無意味
  3. 鮮度を求めるなら「ヒト」

 まずはこの原則に従って情報投資をしていくべきでしょう。

 私も、安易な情報に飛びつかず、地道に頑張っていきたいと思います。一緒に頑張っていきましょう!

 ここまでお読みいただき、ありがとうございました。では、また!

ワン親方
ワン親方

俺っちも気を付けるぜ。

じゃあ、またな!

【参考資料】※敬称略。
両学長 リベラルアーツ大学
>>第16回【知らないと苦労する】「情報商材を買っても良いケース5選」と「情報投資の原則」について解説
独立行政法人「国民生活センター」
>>簡単に高額収入を得られるという副業や投資の儲け話に注意!

【書籍】※アフィリエイトリンクとなっております。ご了承ください。
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