ゲーム作り、興味はあるんだけど難しそう。 プログラミングとかできないとダメなんでしょ?
そんな風に思っていらっしゃる方、おそらく多いのではないかと思います。
俺っちのことかー!
……って、なんで突然ゲーム制作の講座?
実は知り合いの方からどうやって作るのか教えて欲しいと言われたのです。
ようやく2作品完成させただけな私なのですが、だからこそ「ゲーム作り未経験の方」にお伝えできることがあるかなぁと引き受けてみることにしたわけです。
まったく難しくなくて、簡単だ! とは言いませんが私の作り方を公開することで、少しでも誰かのお役に立てれば嬉しいです。
【RPGツクールMV初心者講座】実際にゲームを作ってみよう!00【ゲーム構成編】
私が使っているツールは【RPGツクールMV】です。
ちなみにツクールMVは30日間お試しすることができます。RPGツクールMVの公式サイトに行って、ダウンロードのところから落としてみましょう。
詳しい導入方法は省きます。分からない方がいらっしゃるようであればまた追記させていただきますね。
導入できたし、とっとと始めるぜ!
どんなゲームを作るか考える
まずすぐにツールを起動するのではなく、PCやスマホのメモ帳(アプリ)や手書きのメモでゲームのイメージをつくって行きます。
とりあえずジャンルを決めましょう。今回は脱出ゲームとします。
主人公とその目的をざっくり決める
脱出ゲーム、だけではまだまだ範囲が広すぎるので、少しずつ絞っていきましょう。
誰が何をするのか、を決めます。勇者が魔王を倒す、みたいな感じです。
今回は男性の主人公が、森から脱出する、という脱出ゲームにしようと思います。
うん。
なんとなくイメージが頭の中でできてきたぜ!
ざっくり決めた方向にもう少し肉付けする
よおしっじゃあ作るか!
に入るのはもう少し先です。
主人公の性格や経歴。なぜその目的を達成するのか。物語の肝ですね。ここをもう少し決めていきます。
主人公は木こりとし、妖精のいたずらで大切な斧を失った。その斧を探してから森を脱出する、とします。
私は無言主人公より喋る方が好きですが、今回は無言主人公にします。
そのゲームを作るためには何が必要か洗い出す
設定、サブキャラ、マップ数、プラグイン、BGM、イラストなど、何がどれくらい必要かです。
今回は短編なので設定はそこまで必要ありません。
【設定】
妖精がいる世界観で、主人公は魔法が使えない。けど妖精は使える。魔法により斧を隠され、森の出入り口まで塞がれてしまった!
サブキャラは妖精で、マップは1、プラグインは新規導入無、BGM、イラストともに公式で用意されているものでまかないます。
ちなみに妖精は一人(一匹?)ではなく複数人出すとします。
どういう順番で作業するか決める。
1,私の場合はキャラをはっきりさせたいため、キャラクターイラストから決めていきます。
2,脱出ゲームなので仕掛けを考えます。今回は一つだけ。宝箱に数字でロックをかけ、暗証番号を探して打ち込むとしましょう。
3,仕掛けを元にマップを作っていきます。この時、目的である宝箱を設置し、アイテムをゲットしたら外に出られる(ゲームクリアの表示)ところまでイベントを配置。
4,テストプレイをしてマップの広さや通れないところがないか確認……問題があればマップ修正、を繰り返します。
5,サブキャラや仕掛けを配置。テストプレイで問題ないか確認&修正。
6,ストーリー(会話)の肉付け。字の装飾、吹き出しや間の取り方、アクション・SEなどをつけてチェック。不具合があれば修正を繰り返す。
7、問題なければ、完成!
ゲームをつくって行く
今回はこのようなものになりました。
- 脱出ゲーム(主人公が森から脱出する)
- 主人公は木こり(男性)。
- 妖精のいたずらで失った斧を探して森を出る。
- 森のマップ1つ。妖精キャラ(複数)。
仕掛けに関してはもう決まってますが、ネタバレになるので伏せておきましょう。
えー、知りたかったのに……いやでも確かに知らない方が良いのか。
ということでここからいよいよツクールを使って、となりますがそれは次回に。
な、なんだってえええ!?
ツクールのお試し期間30日の間には必ず記事上げますので、どうかご容赦を。
その間に、どんなゲームを作るか考えてみてください。
【条件】キャラは多くても3人(種類?)までで、マップは一つ。
※それ以上の大きなゲームは挫折の要因となるのでご注意ください。
この条件を満たしていれば私のあげた通りのゲームじゃなくてかまいませんし、考えるのが面倒ならば私の作った設定そのまま使っても構いませんし、ちょっといじってもOK(主人公を女性にとか、喋る主人公とか)。
ということで今回はここらへんで。次回はツクールを実際に触っていきましょう(30日の期間が心配な方は次回の記事以降に手に入れてください)。
私がこの講座を完遂させられるのか、こうご期待!
そこは自信もって言ってくれよおおお!
頑張ります……では、また!
今後、この講座で使っていくゲーム製作ツール
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