心を強くする。メンタル強化。豆腐メンタル改善。おすすめ本。
そんなワードをグーグルに打ち込んだことのある方は、世の中多いのではないでしょうか。
「心を強くする」でググッてみると約128,000,000(2021/05/21時点)がひっかかります。それだけみなさん、気になってるということです。
私だけじゃなかったのだなぁ、ととても安心したものです。
- 私はメンタルが弱くてダメな奴だ
- 自分を変えたいけど、変えられると思えない……でもこのままじゃ
- いつもなにか不安を抱えているけど、どうしたらいいのか分からない
当サイトは心を強くして自身を形作り、自信を身に付けて行くという意味を込めて「自しん工房」という名前にしました。
私自身の自信を作っていくためでしたが、他にもきっと悩んでいる方はいらっしゃるはず。
そんな方たちのお役に少しでも立てたらいいなと、今回は最近読んだ中でおすすめの本を紹介させていただきたいと思います。
【メンタル】心を強くしたい方におすすめの本3選
まず初めに安心していただきたいのは、「あからさまなメンタル本」ではないことです。
なぜかというと、今の自分を否定する気がして、私がどうも気後れしてしまうからです。
それでも著名な方の本を手に取って少し読んだこともありますが「すごいなぁ」と思うだけで、自分には当てはまらないと逆に落ち込むこともありました。
※素晴らしい本だとは思うのですが、私には合わない。
なので今回は「今の自分を受け入れつつ、気が楽になるような、そして実践できそうな」本を紹介させていただきます。
「繊細さん」の本 ――著者 武田友紀
繊細さん……?
繊細さんとはHSPと呼ばれる生まれつき繊細な人のことを著者が命名した呼び方です。HSPそのものはアメリカの心理学者、エレイン・アーロン博士が提唱しています。
著者の武田友紀さんもHSPで、そんなHSPたちのことを繊細さん。HSPじゃない人を非繊細さんという柔らかい表現。そしてHSP以外の人たちを非難することもなく、HSPの方たちが日々を楽に過ごすためのテクニックを紹介されています。
「細かいことを気にしすぎる」「音や臭い、光、触感、味覚に敏感」
もしもこちらの記事を読まれているあなたの「私は心が弱い」と思っている原因の一つに『あなたが繊細さんであること』が入っていたならば、この本を読むだけでも大分気が楽になると思います。
周りが気になりすぎるのはストレスになります。
実は私もそうです。
そんなストレスを感じているのは自分だけではない。そして周囲にいる「自分は気がつくのにまったく気がつかない人たち」も悪いわけではないのだ、と気づき、理解するだけでもストレスは軽減します。
ストレスが減ると心に余裕もできます。本に書かれていることを実践することでさらに楽になるでしょう。
つまりこの本は繊細さん以外にはあまり効果がないってことか?
俺っち、あんまり気がつかないタイプなんだぞお。
いえ、私は非繊細さんにも読んで欲しいと思います。というのも非繊細さんは繊細さんのことが分からず、そのことにストレスを感じてしまうこともあると思うからです。
この人、
なんでこんな細かいことばっか言ってくるんだろう?
何でこの人、こんなことに気づけないのかなぁ?
単純に互いの相性の問題もあると思いますが、祖語が少しでも埋まると互いに気が楽になるでしょう。少なくとも私は楽になりました。
詳しい内容については過去記事>>私は繊細さんですと宣言してみる(繊細さんの本について書いています)も良かったら参考にしてみてください。
超習慣術――著者:メンタリストDaiGo
ちょい待った!
なんで心を強くするのに習慣術なんだっ?
私を例にあげさせていただくと、「自分には何もできない」という思いが根強くあります。それは今まで「やるぞ」と決めたことでも長続きしなかったこと、が要因の一つとして有ります。
私は意志が弱いから続けられないんだ。
ということは逆に考えると「続けられたら意志が強い」ということです。
意志の弱い私でも習慣を身に着けるにはどうしたらよいのか探して見つけたのがコチラの本でした。
この本は「習慣化に意志の強さは関係ない」「必要なのはテクニックだ」と教えてくれます。
私はアマゾンのオーディオブックで購入させていただきましたが、電子書籍だとお得な価格なので今回はそちらをご案内。耳で聞くのもおすすめです。
詳しいテクニックについては割愛しますが、簡単なものからでも習慣化し、身に付けて行くことでメンタルが強くなる。メンタルが強くなることでより難しい習慣(運動などは習慣化が難しいそうです)も身に着けることができる。
そうして一歩一歩着実に成功体験を積み重ねていくことで、自己肯定感が高められる。
何よりも良い点が、「このテクニックは幅広く役に立つ」ということです。
大きな目標と中目標などゴールへの段階を設ける、という考え方は資産運用にも、ビジネスにも応用できるでしょう。
また、新たな挑戦をしようという時にも、新たな習慣を身に着けることができれば成功率も上がるはずです。
習慣……どんな習慣を身につけたらいいんだ?
書籍では初心者おすすめの習慣として、「朝起きてすぐ5分の深呼吸する」というのがあります。
そんなのでいいの? と思うかもしれませんが深呼吸自体もストレス軽減効果があるので心にもいいのです。
詳しいテクニックに関して過去記事(【ダイエット】習慣を身につけるのに、心(意志)の弱さは関係ない)で紹介させていただいてますので、こちらもよければご覧ください。
最高の体調――著者:鈴木祐
今現在、読んでいる真っ最中なのですがこれは良さそうだと思ってぜひ紹介させていただきたい本です。
日々起きる不調。それは人それぞれですし、その時によって程度も異なります。個人差が大きいものであり、別々に取り上げられる問題です。
メンタル系だと自己啓発本や心理学関連書籍、仕事の効率向上のためにビジネス書、体調不良には家庭の医学書。
それらを否定するわけではないですが、果たしてそれらの問題は「分けるべきことなのか」という問いかけに答えてくれるのが「最高の体調」です。
対処療法ではなく、根本からの改善。
現代人が抱える「共通項」から総合的なアプローチをされています。
- 鬱病
- 肥満
- 散漫な集中力
- 慢性疲労
- モチベーションの低下
- 不眠
- 弱い意志力
どれもバラバラに見える問題ですが、根っこまで目線を下げていくと実はすべて繋がっている。
「文明病」と呼ばれるものにたいして科学的な根拠を示しながら、実践的な解説がされてあります。
私は今、ストレスの項目を読んでいるのですが、ストレスの科学的な説明がなされ、何をもたらすのかがあり、そして対処と順番に進んで書かれています。
応急処置と根本治療。
たとえばスピーチをする直前にストレスを感じたなら、「楽しくなってきたぞ」「興奮してきたぞ」と自分に言い聞かせる。ストレス反応をポジティブに解釈することで、スピーチの成績がよくなったそうです。
でも俺っち、スピーチなんてしないぜ?
という方でも、誰かに怒鳴られたとき「なんだこいつ!」と思ってしまうことはあるでしょう。そこを「(この人に)何か悪いことがあったのかもしれない」と考えてみるのも同じだそうです。
これをリアプレイザルといいます。
緊急時にリアプレイザルを使うのがストレスに対する応急措置。では根本治療とは?
キーワードは「睡眠負債」です。
というところで一端終わっておきましょうか。
その続きはっ? 気になるぞー!
負債とかいう言葉がとっても怖いんだぞお、うおおおおん!
という方は書籍を買われてみてください。
結局宣伝かーい!(笑)
でも言葉から分かる通り、睡眠が大切だ、ということです。そして良い睡眠の条件も記載されています。さてあなたの睡眠は本当に良い睡眠でしょうか?
私は毎日ではないものの、元気な時はこの条件を達成しており、やはり睡眠かぁと思いました。
良い睡眠の条件を達成している時は、体もそうですが心も元気で、少々嫌なこと言われても流せるのです。
何よりも負債、怖いのでしっかりと返済していきたいと思います。
最期に
ということで、ちょっと違う視点からの心を強くするのにおすすめの本を3冊紹介させていただきました。
俺っちは習慣術が気になったなぁ。
けど……お前さんの記事からは飛びたくないぜ。
素直ですね、親方(笑)。
気になる本がもしございましたら、リンク先からではなくてもいいので、店頭で手に取ってみてください。
自分に必要なものはこれだなぁ、というものが見つかるサポートができていましたら嬉しく思います。
しんどい原因の一つが見つかったり、継続が自信に繋がったり、健康が気分を向上してくれたり……ほんの少しでも何かが変われば、ちょっとずつ。本の一秒間だけでも前を向くことができるはずです。
一緒に、少しずつ前に進んでいきましょう。では、また!
おうっ、待ったなー!
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