少々記事をさぼってしまいましたが、何も活動していなかったわけではないんですよ、という言い訳から入ります(笑)。
我がサイトではしょっちゅうyoutube動画を紹介させていただいてますが、今回もそうです。
中田敦彦のyoutube大学【読書術①】たくさんの本を早く読めるテクニック(【読書術②】)
動画内で紹介されている書籍
価格:352円 |
そしてそこで学んだことでまず読もうとしたのが、
でも取り上げている
山崎元の“やってはいけない”資産運用 もう銀行・証券会社にだまされない! (TJ MOOK) [ 山崎元 ] 価格:1,100円 |
になります。
はい、買いました。
まだちゃんと読めてないのですが(ぇ)、普通の本ではなくて雑誌ですね。ネットで購入したので中がどんな感じか分かってなかったですが、カラフルで綺麗ですね。イラストや写真もたくさんあって、行間も空いているので読みやすい。
そして大事なところにはすでに線が引いてある。
動画内の読書術を使うには適さない本だったかなぁとは思いますが、この本の場合の大切なところは最初と最後。そしてそれは、中田さんがまとめていた内容でもあって……あらためてこの方のまとめる力に感心しました。
上記の記事などかなり長いですからね。……まあ、まとめたというよりはそこに書かれている内容をどう実施するかまで書いたので、簡単に比べるものでもありませんけど。
今回は私なりに文章で纏めながら、自分に置き換えて考えてみようと思います。
やって良い資産運用
やってはいけない、と著者の山崎さんは本のタイトルで言われているわけですが、この本を手に取る人たち(私も含む)の本当の目的は「資産運用をすること」です。
この本の構成は大きく3段階に分かれる
- なぜこれをやってはいけないのか。why
- 何をやってはいけないのか。what
- ではどうすればいいのか。how
になる……と思います。違ったらすみません。
1、やってはいけないのはなぜ?
1の部分は電子書籍でも少し読めますので是非見ていただきたい。……とかいうと、そもそも中田さんの動画見ろ、という話で終わってしまうのですが。
人間ってしてはいけないといわれるとしたくなる生き物です。
こんな投資はするな。儲からないぞ。
だけ言われても「なんだとっ? じゃあ逆にそれで儲けてやるぜ」と思う人も少なからずいると思いますし、そもそも否定の言葉に対して人間と言うものは反抗したくなるもの。
なんですが、きちんとこの導入部分を読めばなぜ著者が「やってはいけない」とハッキリ否定しているかがわかります。
いやでも私も疑いました。だって著者は「銀行や証券会社というお金のプロを信じるな。たとえそれが家族や友人であっても」と言うんですよ。えー? と思いますよね。
でもね。そんな簡単に儲けられる話があったならば、預金預けていて利息があんなに低いわけがないんですよ。もっと還元してくれるはずなんです。だって儲け話があるんだから儲けられるはず。
そして年年高くなっていく口座利用の際の手数料。……地味に上がっていることには、鈍感な私でも気づいてますよ。
それらのことを考えると銀行も苦しんでいるのが分かる。苦しんでいるということは、そんな容易い儲け話がないという事です。お金のプロだとしても!
でもやっぱりプロを信じたいという方のために、これだけは100%やるな、という金融商品を3つ著者は上げてます。
- 毎月分配型投資信託
- 個人年金保険
- ファンドラップ
少なくともこれだけは手を出すな、と。これらに関しては金融庁が投資家のためにならないと警告しているほどのものらしいです。
詳細は2の部分に掲載されています。
じゃあ何が良いのか、というところで「ほったらかし投資」というキーワードが出てきます。さんざんするなするなと否定ばかりだったところで、これをしたらよい、とぽんっと答えをくれる優しさがくるのでキュンと……しないか(。
- 普通預金
- 個人向け国債(変動金利型)
- 外国株式のインデックスファンド
- 国内株式のインデックスファンド
これらを使用しまくれ、というわけではなく。ちゃんと自分の持っている資産に応じて適切な金額を割り振るのが大事で、投資と言うものは無理にするものじゃない。
上記の二つは無リスク資産。下二つをリスク資産。
当然リスク資産の方が増える可能性は高いわけですが、減る可能性もある。なのでまずは無リスク資産をしっかりと固めたうえで下二つに行くべきでしょう。じゃないと将来のために資産運用したいのに現在の資産が目減りするだけな結果になってしまいます。
資産運用しないと! と意気込むのは大事でもいったん冷静になる必要があるなとここで一つ深呼吸。正直すぐに株式に手を出したいところですが、預金と国債などとの割合。バランスが重要そうですね。落ち着いて考えないといけません。
と、正直この導入部分だけでもほとんど答えのようなものです。
ただ、簡単にまとめられただけなのでより具体的なダメな理由は2で。より具体的に良い理由は3で書かれてあります。
なんとなくそれがよいのかー、難しいことわかんないけどこれはだめかー、で動くよりもしっかりと理解して同じ行動をとるのでは意味が異なる。
何せ絶対成功する話ではありません。自分の責任において行うもの。そのためには理解して自分の意志で決定するのが大事だと、まずこの1の部分で思いました。
2、やってはいけない資産運用の具体例
2はかなり具体的な金融商品名を上げてらっしゃいますが、内容が多すぎて書き写すだけでも大変です。なのでこの部分は周囲にいる誰かに勧められた時やネットの情報で単語が出てきたときに「この金融商品はどんなものだろうか」と調べてみる辞書のような使い方をすると良さそうです。
そして互いの内容の違いをしっかりと把握したうえで冷静にどちらの方が理論的に筋が通っているか、を判断する材料とする。
ちなみにその中には宝くじについても書かれてあったりします。言われてみればこれもお金を増やそうとする目的があるわけで、金融商品に該当する、のかな?
資産運用の本で宝くじの話が出るとは思っていなかったので印象深かったです。
ここはまた後程じっくりと眺めたいと思います。
3、資産運用は無リスク資産とリスク資産のバランスが大事!
- 普通預金
- 個人向け国債(変動金利型)
- 外国株式のインデックスファンド
- 国内株式のインデックスファンド
赤が無リスク、青がリスク資産です。
預金は使う可能性のあるお金ですから、生活費の3~6か月分ほど。まずそれを持っているお金から引き、将来のために運用するお金(リスク資産)がどれくらいか考えた末に決定し、残った分を国債に充てる。
生活費の3か月分は、実家に住んでいるのでなんとかいけるかな。
ちなみにどういう割合が良いかなどは図でまとまっていて分かりやすいです。
そのため著者も勧めていたネット証券にはすでに手続きしました(ちなみに楽天証券。楽天ポイントも利用できるとのことだったので)。どこにされるかはサイトデザインの好み(使いやすそう)とかもあると思いますので、調べてみるといいでしょう。
ちなみにiDecoやNISA(一定期間利益に対して非課税)についても必要に応じてと書かれてあり、私はこのiDecoに関してはすでに行っていたのですがその投資先をこの本に載っていた商品と割合に変更しました。
個人向け国債は当分使わないお金を割り当てる、です。将来的には満額と利息が返ってくるわけですがすぐに使えるお金ではないのが国債。なので
「あ。お金足りないけど、国債はお金にすぐかえられない(もしくは変えると元本割れしてしまう)」
状況が発生した時に大変です。なので預金が安心できる程度にあるというのはとても大事。
それを考えると私の場合はちょっと物足りないですかね。元々今月は倹約しようと思っていたので、それで預金を増やして来月本格始動しようかなぁ。とりあえずできる準備だけはしておかないとですし、その間にさらなる勉強をします。
まとめ
資産運用していきたい、と思った時には
- 銀行の窓口や証券会社に駆け込まないこと = プロを信じない
- やるならばネット証券で口座開設(必要に応じてiDeco、NISAも活用)
- 預金をしっかりと確保する
- リスクのことも考えてリスク資産(投資)額を決めること
冷静かつ自分でしっかりと意志を持って考えて行動する、と。
行動することまでが大事ですので、必ず行います。では、これからまた詳しく読んできまーす!