リベ大から学ぶブログ術
リベ大、と言われて「ピン」と来る方と来ない方がいると思いますので、まずはその説明から。
両学長 リベラルアーツ大学というyoutubeのchです。
経済、お金の勉強をしたいと思った時に中田さんの動画やそのコメント欄に出ていた名前で、気になって飛んでみたらはまってしまったchです。
毎回のごとくおっしゃられる「今日が一番若い日」というフレーズが大好きです。
いや、好きなのは分かったけど、
chってことは動画でしょ? ブログに関係ある?
両学長はブログも運営されておりますが、そちらはわたくし、ほぼ見てません(すみません)。ですが、動画もブログも『何かを伝えたい』ところは同じです。
そして学長の動画は苦なく見れ、中田さんの動画とは違う楽しさや中毒性があります。
その秘訣は何なのか。
私なりに考えてみたのをまとめてみましたので、参考になれば幸いです。
ちなみにリベ大は書籍も出されていて、コチラもおすすめ。吹き出しもあるので本当にブログの書き方の参考になると思いますし、中身のお金の話も知っておいて特はすれど損はしない話です。
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という宣伝はそのあたりにして、本題に入っていきましょう。
構成がシンプルで受け入れやすい
- 質問と質問者の紹介
- 結論
- 解説
- まとめ(結論)
4のまとめは、結論の繰り返しとなります。結論で説明を挟んでいる構成ですね。私が見た限り、ほとんどがこの構成で纏められています。
私のブログは最初に結論を述べる場合と、最後に述べるタイプがあります。順番に説明する三段構成をより意識はしてますかね。
どちらにせよ、とてもシンプルで複雑な構成ではありません。そして動画時間も中田さんの動画ほど長くない(ディスっているわけではありません)。
シンプルな構成でしているがゆえに短くまとまり、短くまとまるがゆえに勉強が苦手な人も一本の動画をまるまる見ることができる。
とはいっても、当然、構成だけで分かりやすくなるわけではありません。詳しく見ていきましょう。
質問者=ターゲットの設定
ターゲットの設定。
それは様々な物事で言われることでしょう。文章でも動画でも、ビジネスでも「それは誰に向けてのものか」が非常に大事だと、本や書籍、ブログでも言われています。
ただ本来はそのターゲットは企画内だけの話で、表に出すことはしなくてもいいのですが、リベ大はあえてそこをはっきりと出しています。
こういう質問をいただきました!
20台男性、サラリーマンをしています。
いつも動画拝見してます~(中略)~と周囲から言われました。
学長はどう思われますか?
ターゲットがはっきりしていることで、まず両学長は説明がしやすいですよね。その人に向けての答えを出せばいいのですから。
不特定多数の顔どころか名前も、性格も分からない人に教えるより、顔や本名は分からなくても、何について悩んでいるかわかっている人に教える方がはるかに楽でしょう。
視聴者にとっても「この動画はこの質問に答えるべく作られた動画か」「あー、この質問者さんの気持ちわかるわー」と動画趣旨の理解が深まり、共感を覚えれば増々動画の中身に意識が向くはずです。
何より、質問者さんたちは億万長者ではなくて、一般庶民(これからお金持ちになるぞー、という方)。お金の感覚は私とそう変わりません。
身近な人たちが質問者であり、同じく動画視聴者だと再認識できます。そういった悩みは自分一人ではない。皆と一緒に学んでいる。そんな実感ができ、モチベーションも上がるかもしれません。
そんな大事なターゲーット設定。大切だと分かっていても、ついつい抜け落ちてしまうので意識しておかないといけませんね。
結論から入る
今の若い人たちは、手っ取り早く答えを欲しがっているように思えます。
なので順番を得て結論に入るよりも、最初に結論を言うのはそういったニーズに合っている。だから若い人たちからも学長は支持されるのではないか、と考えます。
いくつもの動画を見ると分かるのですが、的確な質問をしてくる人もいますが、明らかに動画の最初(一部)だけを見て途中で離脱している人の質問だな、と分かる場合があります。
これは学長の動画だけでなく、他chでもそうですね。ちゃんと動画全部を見ればわかるのに、読み飛ばしたか最初の方だけを見て、コメント欄に書き込んでいる人。
別にそれが悪いこととは思いません。時間の節約は必要ですし、読書だって全部読むのではなく要所を理解すればいい、とは以前の記事でも紹介させていただいてます。
なのに動画は全部見ないといけない、など言うつもりはありません。
しかしそういう人たちを見かけるということは、最初に結論がないものは即座に離脱されて、ちゃんと中を見てもらえない可能性があるという事。
PV数だけ稼ぎたいなら気にしないかもしれませんが、私はそれだけじゃなくてちゃんと伝えたい。伝えたいならば、そういった構成を意識してよりちゃんと中を見てもらえるように努力すべきだ、と思ったのです。
今までは最初に問題提起、解説、結論(まとめ)が多かったので、結論優先を多めにしていきます。
結局どちらがより良いかは視聴者層でことなるでしょうが、ダメだったら戻せばいいだけですしね。
解説→例えが面白くて分かりやすい
両学長は30代で経済的自立を達成され、仕事に縛られなくても生きていける方です。いわゆる資産家(お金持ち)ですね。
なのですが、その感覚はとても庶民的。物欲があまりないのもあるかもしれませんが、動画内で出てくる例えは
いや、そんな庶民いるわけないじゃん。
金持ちの考え方じゃん。
ではなく、とても分かりやすいし、面白い。たとえば
資産運用するまえに、目的設定をしっかりしましょう。
目的がしっかりしていないと、運用方法も分かりません。
海に行って遊びたいのに登山の恰好をしたり、山に行きたいのに水着を着たり、
はしませんよね?
※動画内容から要約してます。
目的がはっきりと決まっていれば、どんな準備をすべきか、どんな手法をとるべきかが分かってくる、という話でそのようなことを話されてます。
海に行きたい、のがはっきりしていたら水着を用意してそこに行くまでの交通手段を考えるでしょう。まさか登山道具一式を抱えて浜辺に行く人は本当にいないはず……いませんよね?
お金の話、という現実世界で避けては通れないのになぜか忌避してしまう話を、身近なものに置き換えてくれるので忌避感が薄く、分かりやすいのです。
たとえる上手さ、センスは私も磨きたいと常々思っているのでこれからも見続けて参考にしていきたいところ。
そして解説は、有言実行されてきた方だからこその説得力があります。
嘘をついている可能性もないとは言いきれません。ですが、その話は冷静に考えても納得できるものですし、嘘をつくメリットもない。なにより実感を伴っているのが口調の端々から読み取れます。
まだ一度も見たことがない方は、みていただきたい。資産運用はしなくてもいいですが、騙されないためにも目を通して損はないと心からお勧めできますし、何度も言うように分かりやすく伝えることの勉強になると思います。
まとめ
誰が、誰に、何を、どうやって、伝える、というのがハッキリしていて、ブレない。
だからこそ分かりやすい動画として多くの方に支持されているのですね。
これは学長が経験してきたことがすべて活かされているからだと思います。起業した経験。失敗した経験。成功した経験。
それらの経験から、どうすれば人に伝わり、受け入れられるかを理解されているからこその動画の構成であり、納得の結論で、分かりやすい解説となるわけですね。
構成や分かりやすい文章は、意識して努力していけば割とすぐに実行できそうですが、説得力というものは一朝一夕では無理でしょう。
ですが動画から学んだことを実行し続けていたら、段々と出てくるはず。
伝えるための分かりやすい構成。ターゲットの明確化。結論を頭に持ってくる。例えを交えた分かりやすい解説。
当然と言えば当然のことではあるのですが、忘れがちなところでもあります。
忘れないよう、改めて意識していこうと思いました。まる。
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