【コードギアス~反逆のルルーシュ~】アニメ1話『魔神 が 目覚める日』とロスストとの違い【ネタバレ】

『コードギアス~反逆のルルーシュ~』とソシャゲ『ロストストーリーズ』の物語の違い第1話 (画像参照:ロストストーリーズ)アニメ
『コードギアス~反逆のルルーシュ~』とソシャゲ『ロストストーリーズ』の物語の違い第1話 (画像参照:ロストストーリーズ)

友との再会と少女との出会い(PHASE05)

 美しく栄えている様子の租界に比べ、荒廃している街。イレヴンたちが住む、旧日本市街ゲットー。その中のシンジュク・ゲットーにテロリストが潜伏しているとして、ブリタニア軍がうごきます。

 こちらはKMFではなく普通の一般兵。それもブリタニア人ではなく、名誉ブリタニア人と呼ばれる元日本人。彼らはブリタニアの国民として籍を置いているものの、ブリタニア人からはナンバーズと蔑まれ、日本人たちからは裏切り者と呼ばれる立場の人たちです。
 携帯電話が持てない。旅行に制限がかかる。軍内部においても銃の保持ができない、などといろいろとブリタニア人とは差別されますが、一応仕事にはつけるしゲットーに住んでいる人たちよりは裕福な生活が出来ます。

ワン親方
ワン親方

なんとも言えねぇよなぁ。

敗戦国として媚びていると言われればそう見えるかもだが、生きていく上で苦汁をなめるのも息苦しい。

 どっちも地獄。

 日本人らしき人たちが、不思議そうに上空のヘリを眺めてますね。そこから降りてくるたくさんの兵士たち……幼女が怖がってるぅ。

 彼らは名誉ブリタニア人になっていますが、上官からの言い草はひどいですね。どういう扱いを受けているのかよく分かりますね。

 場面はトレーラーへ。運転手(ちなみに名前は永田です)。怪我をしつつ運転していましたが、崩れた道にぶつかり、進めなくなりました。
 仲間に見つけてもらおうと荷台を開放し、気を失います。

 その音を、一人の兵士(404と呼ばれている)が聞きつけてトレーラーを発見。上官に合図を送ります。同時に荷台が開き、兵士はルルーシュの姿を見つけてその身を確保しようとうごきます。

ワン親方
ワン親方

え?ルルーシュはただの学生……って、そうか。

はたから見たらテロリストの一味だよなこの状況。

 この時飛びけりしてるんですけど、くるんくるん回ってて、君の身体能力どうなってんの? と言いたいくらいになってます。ぜひアニメ見て超絶キックをご堪能ください。

 ルルーシュはとっさに腕でガードしますが、しょせんは普通の学生。訓練を受けている軍人に叶うわけもなく押し倒されてしまいます。
 そこで軍人からカプセルの中身が毒ガスと聞かされ、ルルーシュは驚きつつも抵抗して、一度二人は距離を取ります。ブリタニアへの不満と怒りをぶつけるわけですが、兵士がなにかに気づき、マスクを外します。

 現れたのは幼い顔立ち。茶色いくせ毛――ルルーシュの幼少期の親友、枢木スザクでした

 なんとスザクはブリタニアの軍人になってたのでした。と、話しているとカプセルが突然開き、スザクはとっさに自分のマスクをルルーシュに押し付けますが、中から出てきたのは緑色の髪の少女。
 拘束された少女以外に中に入っていたものはなく、もちろん毒ガスが噴出することもありませんでした。

 スザクが毒ガスじゃないことに驚いた後、カレンの視点へ映ります。どこかの地下に逃げ込んだようで、そこから無線を飛ばして仲間に連絡を取っているようですが、永田の場所は分からない。

【PHASE05】ロスストとの違いは?

 ディゼルはこの時点でシンジュクのゲットーにいます。当然、軍の輸送機や兵隊がたくさんゲットーに来ていることを実際に目の当たりにしています。
 どう考えても異常事態
 何が起きているのか、という疑問の後に名誉ブリタニア人の兵士たちに指示を出す声へと繋がっていきます。

ワン親方
ワン親方

すげぇ自然に主人公関わってるな。

違和感ないぜ。

 親衛隊の指示が終わった後でまたディゼルのシーンになり、陽菜たち孤児を租界に避難させた方がいい、と判断します。今この場にいない子たちへは手紙を残す。
 ここらへんの思考で頭の回転の速さと冷静に現実を見定める目を持っていることが伺えます。結構この主人公、ハイスペックっぽそうです。

 まあギアス世界はとんでもないキャラクターたちが多くいますので、それくらいないと埋もれてしまいますしねぇ。

 自分の家へ避難させよう……の後にルルーシュとスザクの邂逅シーンになります。

ロススト主人公は冷静かつ、頭の回転も速そう。ただ、まだ深くギアスの物語に関わっては来ていない。

ガスではないが『猛毒』である少女(PHASE06)

 再びルルーシュとスザクへ。口元まで拘束された彼女は酷い汗をかいており、気絶してました。二人はその拘束を解いてあげながら毒ガスと少女について話してました。スザクとしてはブリーフィングで言われたことでそれ以上詳しいことはわかりません。

 と、3人にライトが当てられ、スザクとは服装が異なる男たちに取り囲まれます。隊長、とスザクが呼びました。
 彼らこそがクロヴィスの親衛隊で、今回の策戦の指揮を取っていました。名誉ブリタニア人にそこまでのことは許してないと言われますが、スザクは「毒ガスではなかった」と反論しますが「抗弁の権利はない」と隊長は聞いてくれません。

 ルルーシュは冷静に状況を判断し、まずいと思っていました。間違いなく少女は毒。この情報が外に漏れるとスザクの主人たちが危うくなる毒。
 つまり目撃者は――。

ワン親方
ワン親方

排除されるってか!
うわっやべーよ!

 隊長は慈悲だと言い、スザクに銃を差し出してテロリスト(ルルーシュ)を殺せと言います。もちろんルルーシュは巻き込まれただけ。スザクも分かっていて抵抗しますが、隊長に撃たれてしまいました。

 絶体絶命のピンチ。

 が、怪我で気絶していた永田は耳で状況を聞いてはいたのでしょう。最後の力を振り絞り、トレーラーを爆破します。
 この時に写真が映るんですよね。幸せそうな永田と、一人の女性と彼女に抱かれた子ども。その写真の意味が語られることは有りませんでしたが……まあ、ブリタニアへの恨みつらみと日本への言葉、そして写真を見た時の微かな笑顔を見れば、詳しく語られなくても分かりますよね。

ワン親方
ワン親方

奥さんと、子どもをなくしたのか……。

 そして爆発。

【PHASE06】ロスストとの違いは?

 ディゼルは兵士の動きをよく見ていました。多くいた兵士の姿がない。ということは地下に行ったはずだから地上のゲートを通じて……などと異常事態に焦っているのに冷静です。

 子どもたちを説得して、ディゼルたちは租界へと向かいます。

 で、この後ルルーシュとスザクの会話で親衛隊がやってきて……となります。

 自爆まではそう変わりないのですが、ここは映像がないためルルーシュの心の声で状況が分かるようになってますね。

 そしてまたディゼルへ。
 永田のトレーラーの爆発は地上にも響いてました。やっぱりただ事ではないと、早く離れなければと焦るのでした。

段々と、ロススト主人公とアニメ主人公の距離が近づいている感じがしてます。さて、どこでこの線が重なるのでしょう?

シンジュクゲットーを壊滅せよ(PHASE07)

 バトレーが親衛隊に怒鳴ってます。ルルーシュと少女を逃してしまったからです。捜索は続行されているみたいですが、相当にやばいものらしいです。
 クロヴィスが知られたら自分は廃嫡だ、と言うくらいの。

ワン親方
ワン親方

あの少女が、か。
そういや、OP前のルルーシュたちの子供時代に、似た人が写ってたような

 そこらへんの謎も分かってくるんでしょうかね。

 クロヴィスは仕方ないという態度で「シンジュクゲットーの壊滅」を指示するのでした。

ワン親方
ワン親方

は……?

壊滅って、そんな!

 皇子の名を持ってして出された命令です。次々とナイトメアが出撃していき、日本人たちが逃げ惑いますが、抵抗するもの無抵抗なもの関係なく殺されていきます。

 名誉ブリタニア人にもなれないクズ、などと言われてます。そしてそれを当然だと受け止めている軍人が一人。彼はカレンと交戦していたあのサザーランドのパイロットで「ジェレミア管理官」と呼ばれています。一般兵というよりある程度の地位があるのでしょう。
 一部の指揮をとって欲しいという話にジェレミアは「前線を楽しませてくれよ」と言うのでした。

 この虐殺に疑問や異を唱える人の姿が画面に映されることはなく、命令したクロヴィスもまったく良心が痛んでいないようです。そういう世界なんですよね。

 地下を走るルルーシュと少女。少女は足の拘束は解かれているものの、口と手はまだそのままでした。余裕がなかったんでしょうね。
 少女がコケた時、ルルーシュは彼女を抱き起こすことなく、お前のせいなんだろう! と大きな声を出しました。

 さすがに動揺しているみたいですね。そりゃそうでしょうね。この騒ぎです。友人まで眼の前で殺され、さらに自分の命も危ない。混乱するのも無理はありません。

ワン親方
ワン親方

そりゃなぁ……むしろ混乱しなかったらルルーシュ何者ってなるぜ。

 と、ここで再び登場特派。誰かを探しているようですがその誰かは前線に投入されていないとのこと。
『ランスロット。デヴァイサー』
 など不思議なことを言って、キーみたいなものを手にしてますね。なんでしょうか、これは。

【PHASE07】ロスストとの違いは?

 ディゼルたちは避難しようとしていましたが、今度はナイトメアフレームまで出てきたことで元々使おうと思っていた地上のルートを断念します。
 爆発は地下で起きていてそれが気にはなるものの、道が入り組んでいるから身を隠しやすい。地上よりは安全に動けるだろうという判断です。

ワン親方
ワン親方

普通の学生なら軍に保護を求めそうだが、却って危険と判断してるのはやっぱり冷静だな。

 虐殺していることを考えるに、保護を求めた瞬間に殺されていたでしょうね。

 そしてバトレーと親衛隊の会話。クロヴィスの命令、とつながるのでこの判断は本当に賢明でした。

 ルルーシュの混乱した様子の後でまたディゼルのシーンに戻りますが、銃声に孤児が戦争時のことを思い出してしまいパニックになります。
 そのためディゼルは子どもたちをその場に隠し、一旦外の様子をうかがいに行くのでした。

ワン親方
ワン親方

えっ!
あぶねーって、やめとけって、おい!

ロススト主人公を通して見る、ゲットーに住んでいた日本人たちの不遇さ。ただそこに住んでいただけで殺される不条理。

無力さに、偽りに飽き飽きしていた少年は、ついに手に入れた(PHASE08~09)

 ルルーシュと少女は地下から一つの出入り口にたどり着いていました。そっと様子をうかがいますが、親衛隊が先についており、そこにいた日本人たちを皆殺しにしていました。

 他の出口をと思った時、ルルーシュの携帯が鳴ってしまいます。電話をかけたのはシャーリー。すぐに切りますが、当然位置はバレました。
 シャーリー怒ってますけども、視聴者からしたら「何してるの」という状態ではあります。

ワン親方
ワン親方

よくあるよなぁこういう展開。
しかしルルも携帯切っておけよと言いたいが、そう冷静にはなれないよなぁ

 物語的にもこういうのだと盛り上がりますしね。

 と、殺されかかるわけですがここで少女が飛び出してきてルルーシュをかばって額に銃弾を受け、倒れます。

 しかし先程まで腕と口の拘束は解けてなかったんですが……そんな簡単に自力で解けるなら、というツッコミはきっとヤボでしょう。

 自分はこんなところで終わるのかとルルーシュが愛する妹「ナナリー」のことを思い浮かべた時、死んだはずの少女の腕が動いてルルーシュの手を掴みます。

 死んだはずの少女の声とともに、気づくと彼は不可思議な空間の中にいました。

ワン親方
ワン親方

来たぜ! 超常的な何か!

 そこでルルーシュは少女と契約を結び、『王の力(ギアス)』を得るのです。

 この空間での出来事はなんとも表現し難いですし、「うおおおおっ」となるので見たことない方はぜひともアニメで確認していただきたいですね。主人公が特別な力を得る瞬間ですしね。

 そしてゆっくりと立ち上がるルルーシュ。彼の左目が怪しく光ります。何か鳥のような模様が浮いており、親衛隊長はその目を見て体が自由に動けなくなります。

 名言! 誰もが真似して言いたくなったあれが来ます!

「気づいたか? 撃って良いのは、撃たれる覚悟があるやつだけだと」
「な、なんだ?」

「ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアが命じる……貴様たちは……死ね!」

【コードギアス~反逆のルルーシュ~】第1話より

 ルルーシュの命じる声を聞いた親衛隊長達は、そのまま自分たちに銃を当てて……撃ち抜くのでした。

 その彼らの血がルルーシュの頬にかかり……ルルーシュは驚いたようにそれを見て、目の前で死んでいる親衛隊達を見て動きを止め、思い出していました。

 偽りだらけの自分のことについて。

 とても強力な力を手に入れた彼は驚き、体を震わせ……「だから」とニヤリと笑うのでした。

ワン親方
ワン親方

そこで笑うのかよ!こえーよ、ルルーシュ!

 アニメの1話はここまででした。

【PHASE08】ロスストとの違いは?

 ロスストでもほぼ違いは有りません。テキスト表現なので情景描写が加わるだけですね。いや本当にそれしかないです。

子どもが泣いたところですとか、携帯が鳴った時にルルーシュの心理描写が有り、それで状況説明してくれてるくらいしか違いは有りません。

【PHASE09】ロスストとの違いは?

 ルルーシュが力を手に入れた後にロスストで差し込まれたPHASE09は、ロスストの話のみとなっています。

 外の様子を見に行ったディゼルが見たのは虐殺の光景。ゲットーの住民を全員殺すつもりなのだと、軍の展開の仕方から判断し、なんとかしてでも租界に逃げないと全員助からない。

 急いで陽菜たちのもとに戻ったディゼルでしたが、強い衝撃が襲いかかります。

 天井が落ちてきたようです。
 ディゼルも怪我をしたのか体が痛みを発していましたがなんとか顔をあげるとそこには……瓦礫と、その下から覗く小さな手。見覚えのある髪とリボン。地面に広がる赤い液体。

ワン親方
ワン親方

おい、待ってくれよ!

あのリボン……いや、ちげぇだろっ? うあああああんっ

 ロスストの主人公も、大きな声で叫ぶのでした。

ロスストのおかげでよりこのシンジュクでの出来事の悲惨さが増す。

まとめ

 これ、1話終わりましたがゲーム内の1章も終わってないんですよねぇ。

 プレイしているとあっという間に終わった感じがしていたのですが中々にボリューミーなんだと、まとめていて思いました。

  • 日本はブリタニアに植民地化され、差別されている。
  • アニメ主人公は頭脳明晰。彼なりの正義感はあるが、同時に冷酷でもある。
  • ロススト主人公も頭の回転は良い。ハーフとして日々葛藤し、自己満足だと知りながらも孤児たちを個人的に支援していた。
  • まだ二人の物語は交わっていない
ワン親方
ワン親方

正直まだまだわからないってのが本音だな

 まあまだ始まったばかりですしね。
 ただ、日本人(イレヴン)たちの境遇についてはとてもわかったのではないかと。

ワン親方
ワン親方

それについてはイタイほど理解したぜ……ブリタニアを憎むテロリストの気持ちが分かっちまう。

 二人の主人公たちの身に起きたこと……そしてまだピンチはくぐり抜けてはいません。今やシンジュクゲットー全域が危険地帯です。ここからどうやって抜け出すのか。

 それはまた次回で!

ワン親方
ワン親方

気になるけど、次回また会おうな!


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