【ロススト②】物語（6章まで）説明と考察

ちょっと長くなってしまったので２ページめ！

オリジナル主人公は存在するだけの空気ではない
1. オリジナル主人公自身の物語が加わっている
まとめ

オリジナル主人公は存在するだけの空気ではない

　私イチオシのゲームオリジナルのお話になります。

　結構ソシャゲ系の主人公って存在空気、みたいなのも多くあるかと思います。最近は違うのかもしれませんが、プレイヤーの分身ですからあえてそうするのもわかります。

　が、ロスストに関してはかなりガッツリ設定がされていて、コードギアス世界になじんでいる主人公となっています。

　そんな主人公のお話がまた楽しいのです。

オリジナル主人公自身の物語が加わっている

　そしてココ！　ココを厚め（熱め）に語りたい！

ワン親方

お前さん、この主人公にハマりにハマりまくってるんだっけか。

　そうなんですよ！　特にマーヤちゃん。女の子主人公！　可愛い！

ワン親方

落ち着けぇ！

ちゃんと冷静に語ってくれってばよ

　ハッ！　失礼しました。では、簡単なゲーム主人公の説明をさせていただきます。

名前：マリオ／マーヤ（デフォルト名）

アッシュフォード学園に通う学生。
ブリタニア人として暮らしてはいるが、日本人とブリタニア人とのハーフで、日本人が虐げられる現状に鬱屈した感情を抱きながら日々を過ごしている。ある日、ブリタニア軍が起こした軍事行動をきっかけに戦果に身を投じていくことになる。

（コードギアス～反逆のルルーシュ～ロストストーリーズ公式サイトより）

　日本人とブリタニア人とのハーフというのは、カレンというキャラクターと同じではありますが、両親が生きている上に父親がブリタニア貴族であるカレンと違い、主人公は両親ともに失っています。そして母親のほうがブリタニア人で、ブリタニア人の母親もブリタニアに殺された、そうです。

ワン親方

待ってくれよお！

母親はブリタニア人だろ？　なんでだよおおおっ

　それがわかりません。というのも、主人公は部分的な記憶喪失だからです。

　今のところ、一番の謎がこの主人公と言っても過言ではないのですが、わかっているところをまとめるとこんな感じです。

養母のブリタニア人は、両親の後輩だった
養母のクラリスとの関係はうまくいっていない
ルルーシュと関わるまではほぼ学校に通っていない不良学生
両親の死に際とその後しばらくどうしていたかは思い出せない
両親との幸せな記憶ですら思い出せない――そのせいか、折り鶴すら折れない
親以外にも妹？がいた可能性（OPと第一章の語り）
両親はグラスゴー（第４世代ナイトメア）開発に関わっている
一般人であるはずがナイトメア技術が高く、戦場を冷静に判断でき、敵を殺す覚悟が備わっていて、爆薬を使いこなすことができ、バイクを廃品で組み立てられ、ファクトスフィアがなくても周囲の確認がある程度可能

ワン親方

なるほどな。

ハーフゆえの苦しみもあるし、両親にかかわる記憶が……って、

ワン親方

最後なんだよ！

詰め込み過ぎだし、その内容がやばすぎねーかっ？

　そうなんですよ！　やばいんですよ！

　この点についてはネット上の掲示板などでもかなり考察されています。どう考えてもおかしい、と。

　そもそもルルーシュと共闘した時が、『初ナイトメア騎乗』で特に訓練してきたわけでもありません。なのに訓練を受けてきている敵ブリタニア兵（一般兵）を圧倒し、「サザーランド（ナイトメアの名前）でそんな動きができるなんて！」と驚かせています。

　素人でも動かすことはできる、のはまだわかりますが、たしかに３D映像として見たあの動きは素人ができる動きじゃありません。格好いいけど！

　ゲーム主人公はブリタニアへの憎しみが強いのですけれども、戦場・戦況の把握能力がとても高いです。下手すると今まで訓練を受けてきたスザクよりもこの能力は高く、テロリストとはいえ戦いに関わってきたカレンとの大きな違いがココになります。
　カレンはあくまでも一戦力としてはとっても頼もしいんですけれど、臨機応変に指揮官の求める戦果を上げるためにはどうすればいいのか、という視点は欠けています。

　スザク・カレンと一対一ではおそらく負ける。でも戦い全体としては勝利をおさめるのがゲーム主人公という感じでしょうか。

　ギアス世界では普通にそういう人材が転がっている、というのもありえなくもないんですが、さすがに何か理由があるだろうとは推測されています。

　そこに関わってくるのが、失われた記憶であり、失われてしまった主人公たちの物語。主人公たちに深く関わっているだろう人物が２人ほどOP映像にも出てくるので、今後の絡みが期待大です。

ワン親方

両親自体も謎だもんな。

そんなに優秀な科学者簡単に殺すか……？

気になるぜ

　第６章では日本人の父親のためにブリタニア人の母が日本食を作っていた、みたいな話もありましたが、頭痛みたいな現象が起きてソレ以上思い出せていませんしね。
　そもそも、ナイトメア（グラスゴー）はブリタニアが開発した画期的な兵器。その開発における大切な部分を任されていたのが日本人の父親（所長と呼ばれています）、という点も引っかかりますからね。
　この時はまだ戦争状態ではなかったとはいえ、両国の関係はよくありませんでしたから。
　その研究開発されている場所も、日本でというよりブリタニア本国であるという方が自然ですし。

　父親が、自分の関わったものが祖国への兵器になると知って反旗を翻したのか。それとも他のなにかの理由があったのか。

　ゲーム主人公が日本の知識を知っているけど、深く知っていなさそうなところも引っかかる点なんですよね。
　日本人なら折り鶴は折れると思いますし、日本に関してどこか他人から教わった知識っぽい雰囲気があって、本当に主人公は日本に住んでいたのかすら疑問なんですよ。

　後養母のクラリスさんも謎に包まれています。ただ世話になった先輩の子供が可愛そうだからひきとった、だけが理由ではないと思うんですよね。
　クラリスさんもグラスゴー開発に関わっていたっぽい雰囲気あるので。

　そして謎すぎるがゆえに、ちょっとずつ判明していく主人公の謎を考察するのが……とっても楽しい！

　ぜひともプレイして、みなさんの考察も聞いてみたいですね。