【コードギアス～反逆のルルーシュ～ロストストーリーズ】原作アニメとその違い【物語まとめ】

　私、最近『コードギアス～反逆のルルーシュ～ロストストーリーズ』というソーシャルゲームにハマっているわけですが、このゲームの原作アニメ（テレビ版）の話を今回はさせていただきたいと思います。
※映画版もありますが、ロストストーリーズではTV版準拠でもストーリーが展開しているのでこの記事ではTV版について語らせていただきます。

　アニメを知らなくてもストーリーは丁寧に描かれているのでゲームだけプレイしていくのもいいのですが、ゲームをプレイした上でアニメも見るとなお面白い。
　いやむしろ、ゲームの後でアニメを見ると「ここに主人公いたのかな？」「この時主人公はここで動いているのか」「あれ？　なんでここに主人公いないんだろ？」などとなって面白いです。

　原作アニメのストーリーをざっくりとまとめつつ、ロスストではこういう動きだったなどもまじえつつ、ぜひともアニメ未視聴な方にも、だいぶ昔に一度見ただけな方にももう一度見ていただけたらなと思います。

　よりギアス世界を楽しめるはずですので！

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反逆のルルーシュの物語をざっくりまとめてみようR1編
1. ロスストの内容と比較してみよう！
2. カットされた部分――マオ編
反逆のルルーシュで描かれなかった1.5部編（ロススト）
反逆のルルーシュの物語をざっくりまとめてみようR2編

反逆のルルーシュの物語をざっくりまとめてみようR1編

　コードギアス～反逆のルルーシュ～のTV版は1期と2期に分かれており、1期2期ともに25話。合計50話です。
　まずは前半をまとめるとこんな感じです。

　父であるブリタニア皇帝によって日本への外交の道具として差し出されたルルーシュと彼の妹ナナリー。
　さらに二人が日本にいるにも関わらず、ブリタニアは日本に戦争を仕掛けて勝利。植民地とした。

　利用されただけでなく、自分たちのことなどどうでもいいと捨てられた。ルルーシュはその怒りを憎しみに変え、幼いながらもブリタニアを壊そうと決意する。

　その戦争から7年後。
　ルルーシュは皇族の身分を隠し、普通の学生として生きていた。
　そんな中でブリタニア軍とテロリストの戦いに巻き込まれ、C.C.という変わった少女と出会い、彼女からギアスという超常の力を手にする。
　絶対遵守の力とその知略を武器に、ルルーシュは仮面の男ゼロとして『黒の騎士団』という半ブリタニア組織をつくりあげ、政庁の陥落を狙う。

　しかし大切な妹がその戦いの最中誘拐されてしまい、妹を助けるために戦線を離脱。そこでブリタニアの軍に所属している親友と完全に離別し、対峙する。

　互いの名を叫びながら、親友である二人は銃口を向け合い――。

　最後はどうなるのー？　というところで終わっていました。

ロスストの内容と比較してみよう！

　アニメの1話ごとの話を話させていただいた後で、ロスストで追加されている描写をまとめたいと思います。

　改めて両者を見比べた時、ロスストとの違いはアニメセリフの省略くらいかなと思ったのですが、結構ロスストにて追加されているセリフなんかも多かったです。映像での説明ではなく文字での描写が主軸となるため、補足説明となるセリフや心理描写が付け加えられていました。
　あと、アニメを主軸に考えるとロスストの1章分って結構内容が詰まっていて新鮮な驚きを感じました。

TURN1『魔神が生まれた日』

あらすじ

　帝国の皇子であるルルーシュが日本に人質としている中、ブリタニアは日本へと侵攻した。初めて実戦に投入されたKMFの威力は凄まじく日本は敗戦。エリア１１となった。
　外交手段として利用されただけでなく、自分たちを見捨てるように日本へ宣戦布告した帝国にルルーシュは憎悪し、幼いながらも帝国への復習を誓う。

　それから7年後。
　本来皇族であるルルーシュは妹と共に身分を偽り、一般の学生として過ごしていた。
　ある日、賭けチェスで勝利した帰り道、ルルーシュたちは交通事故に遭遇して運転手たちを救助しようとするが、その車はテロリストのもので、軍に追われていた。
　突如動き出したトレーラーの荷台に落ちてしまったルルーシュはそのままテロリストと軍との戦いに巻き込まれる。

　地下へと向かったトレーラーが動きを止めた時、一人の兵士がやってきた。それは日本に来てから出来た友達、枢木スザクだった。
　トレーラーに積まれていたカプセル（毒ガスとスザクは聞いていた）が開くも、中にいたのは緑色の髪の少女。

　その少女こそ、エリア１１の総督であるクロヴィス皇子が毒ガスと偽り、シンジュクゲットーを壊滅（底に住む全員皆殺し）させようとしてまで内密に回収しようとしている存在。
　スザクはルルーシュを殺せと命じる親衛隊に逆らい、彼らに撃たれて倒れた。

　ルルーシュは一度は逃げおおせるものの、再び囲まれ、今度は彼をかばって謎の少女が死んだ。だが死んだはずの少女に手を掴まれた次の瞬間、不思議な世界に彼の意識は囚われ少女の声が響き、彼は少女と契約を結んで絶対遵守という『王の力（ギアス）』を手に入れる。
　そしてその力によって親衛隊に「死ね」と命じ、その返り血を浴びて彼は……笑うのだった。

　ロススト主人公はまだ主要キャラとはあまり絡みがなく、原作キャラの動きの間に主人公視点が描かれ、主人公の背景だったり世界観の説明に重視している感じでした。

ロススト第1章『復讐者の目覚め』（PHASE00～09）
※08と09の時間軸が不明ですがアニメ2話の始まりが10っぽいので09までとしてます

アニメと同じく7年前の夏の日の話から始まるが、ロススト主人公の視点での話
7年後、主人公はハーフでありながらハーフであることを隠してブリタニア人として学生をしているが、学校には馴染めずにいて不登校気味
血の繋がりのない養母のもとで、偽りの名前を使っている
ルルーシュたちが賭けチェスに向かう前に彼らとぶつかって、少し会話をしている
ゲットーに住んでいる日本人の孤児たちと知り合い、彼女たちを支援していて、ブリタニアのテロリスト殲滅作戦に巻き込まれる
一緒に避難していた孤児たちが瓦礫の下敷きとなり死亡→泣き叫ぶ

　更に詳しい話を知りたい場合はこちらの記事もどうぞ！

　【コードギアス～反逆のルルーシュ～】アニメ1話『魔神が目覚める日』とロスストとの違い【ネタバレ】

TURN2『覚醒の白き騎士』

あらすじ

　親衛隊をギアスを使って殺したルルーシュの元に、ブリタニアの騎士・ヴィレッタがやって来る。機械越しではギアスが使えなかったが、うまく言葉で誘導してヴィレッタにギアスを掛け、ナイトメアフレームを奪取する。

　一方で親衛隊に撃たれたスザクは一命をとりとめ、軍に保護されていた。
　軍内部では毒ガスが拡散された、ということになっており、直接ルルーシュたちの安否を尋ねることは出来ない。
　そんな中、特別派遣嚮導技術部の主任ロイドからKMFへの搭乗するように言われる。本来ならばイレヴンには乗ることの出来ないKMFへの搭乗を。

　レジスタンスたちはなんとか無関係な人たちを逃がそうと必死に戦っていたが、多勢に無勢で押されていた。

　ルルーシュは学園にいるシャーリーからシンジュクのことがニュースになっていないか聞くが、情報が秘匿されていると知り、策を練る。
　自分の手駒としてカレン達レジスタンスを使おうと、無線で命令して、次々とブリタニア軍を倒していく。

　クロヴィスたちはルルーシュの策戦に対してなんとか対抗しようとするが、どんどんと追い込まれていき、ロイドたちに頼ることにした。
　スザクが乗る細心きKMF『ランスロット』があっという間にレジスタンスを倒していく。ルルーシュの策略をもってしても防げない強さで。

　ルルーシュ自身もランスロットに倒されかけるが、なんとか逃げ切り、彼はクロヴィスの元へと向かい停戦命令を出させた。

　そして「戻ってきましたよ、兄上」とクロヴィスの前に姿を表すのだった。

　ここから主人公がアニメ軸に関わってきて盛り上がっていきます。

ロススト第1章『復讐者の目覚め』（PHASE10～18）

ヴィレッタ登場時、パイスーの立ち絵はなし
カレンやレジスタンスが応戦している様子がまとめられ、シャーリーの出番が先になっている
カレンに指示を送ってジェレミアたちを倒した後、アニメではルルーシュが命令することに疲れを見せているが、ロスストでは省かれてよりすごい指揮官のような描写になっている
ロススト主人公が放棄されたKMFに乗り込み、ルルーシュの指示に従いブリタニア兵と戦い、撃破（ムービー付き）
※このときの動きが素人と思えず、プレイヤーたちの度肝を抜いた
主人公がルルーシュの指示がIFF（識別信号）を利用していることに気づく
※主人公の頭の回転の速さが分かるが、ルルーシュほどでもないことも示される
互いの声に聞き覚えがある中、主人公はK1として戦線に行く
喜ぶレジスタンスたちを横目に、ロススト主人公が冷静にルルーシュの策戦について語る
ランスロット搭乗も、パイロットの姿はほぼ映されず、謎のままでルルーシュを逃がすために主人公がランスロットと対峙
性能差で負け、コックピットが射出されるもパラシュートが開かず、中で気絶後、クロヴィスの陸船艇（G－1ベース）に拾われる
そのままクロヴィスを暗殺しようと向かい、ルルーシュとクロヴィスの会話を聞く