【転生悪女の黒歴史】死亡フラグ47【感想&ネタバレ含】

転生悪女の黒歴史「死亡フラグ44表紙」LaLa12月号よりマンガ感想・紹介
転生悪女の黒歴史「死亡フラグ47表紙」LaLa12月号より

 はいっ! ということでやってきました、LaLa12月号の発売! 最新話47!

 前回のフラグ46では話が動いたということをお話させていただきましたが、今回は更にという感じですね。

 ガンガンにネタバレがございますので、ご注意ください。

 前回までのお話に関しては一覧よりどうぞ。

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話が動くフラグ47の目玉は、儚い美しさ!

転生悪女の黒歴史「死亡フラグ47表紙」LaLa12月号より
転生悪女の黒歴史「死亡フラグ47表紙」LaLa12月号より「血を流してもやるべき事をただやるだけ」

 今月号の表紙はイアナとそんなイアナの膝に頭を乗せて甘えているようなヤトリです!

 ずるい! そこ代わって、ヤトリ!

ワン親方
ワン親方

そっちかい!

って、いやいや、落ち着けってばよ。

 ハッ! 失礼しました。

 とにかく、意味深なヴェールと花で覆われた右目とそこから流れている血。優しげな微笑み……イアナの中身である現代人佐藤コノハが表に出てきているようでいて、新たな彼女が出てきたような……そんな表紙ですし、そんなお話でした。

ワン親方
ワン親方

それにしても、ヤトリとはすぐにお別れかと思ったが、

結構ガッツリ絡むのな。

 ですね。予想外でしたが、ヤトリ回の章なんでしょうか? 今回もヤトリの回想シーンがありますからね。

 とはいえ、さすがにそろそろお別れだと思いますが……ヤトリファン大歓喜の回になっているのではないでしょうか。

ワン親方
ワン親方

気になるな!

早速いってみようぜ!

オロチの思い+イアナの偽名

転生悪女の黒歴史「オロチ」
転生悪女の黒歴史「オロチ」

 メガネイケメン、ことオロチ……魔力の籠もった武器を開発していた研究者。彼がなぜそのような武器を作ろうとしていたのか。
 世界情勢が乱れ、魔物への対抗手段を持たない人。前線へ送られる兵士たちのために、少しでも平和な世界のためにと開発に乗り出していた。

 と、話し少し変わりますが前回の最後でコノハが武器に手をかざすと光が放たれたのを覚えていますでしょうか?

ワン親方
ワン親方

ああ、お前さんが「良い」意味の光なのか「悪い」意味の光なのかって疑ってたやつだな

 あれは『良い』方の光だったらしいです。オロチがキノコに襲われた際、ヤトリに治しきれなかった怪我が治ったそうです。
 コノハのもつ聖女としての力故でしょうか。

 ともかく、「世界を救う聖女の力」を目の当たりにした彼は、コノハこそずっと求めていた最強の力だと確信し、思いのままにコノハを抱きしめるのです――婚約者のギノフォードの眼の前で

ワン親方
ワン親方

おおーい! そりゃダメだろ!

 そうですね。本来はだめですが、黒歴史通りならこの時ギノフォードは意識不明状態。……まあ、だからいいのかというと、よくはないですけどね。

ワン親方
ワン親方

それで……ギノフォードの反応は?

 驚いた顔をしているのは描写されていましたが、そのあとどうなったかは描かれていませんでした。
 常識で考えると世界を救うという聖女(しかも伯爵令嬢)を婚約者の目の前で抱きしめるなんていろいろな意味で問題になりそうですけども、良くも悪くも転生悪女の黒歴史の世界ですからね。

 ついやっちゃった、ですみそうな気もしています。

ワン親方
ワン親方

いやいやいや!

ダメだろ!

 でもその後で、オロチはコノハたちと普通に会話しているので特に問題にならなかったのだと思われます。

 まあまあ、少女漫画ですし、ここは深く追求せずに置きましょう。もしかしたら後々、何か説明が入るかも知れませんしね。

 で、最後に心休まる話。オロチがヤトリの側に一人少女が居た、と告げる場面があります。コノハもソルも、一人を思い浮かべます。そう。イアナの姿を。

 コノハが前のめりになって、名前を問います。その少女の名前を教えて欲しい、と。

ワン親方
ワン親方

名前ってそりゃイアナ……!

ま、まて。嫌な予感がするぜ。

 オロチは問われるままに答えます。

【転生悪女の黒歴史】22年12月号より「Takaki・ザ・ロンリーウルフですね」
【転生悪女の黒歴史】22年12月号より「Takaki・ザ・ロンリーウルフですね」
ワン親方
ワン親方

やっぱりか!

そこで伏線回収……って、そんな伏線回収せんでもいいわ!

 直前までのコノハの真剣な顔とのギャップが凄まじいです。風邪ひきそうな温度のがございますので、これから読まれる方はご注意ください。

 普通は偽名と疑いそうですが、あまりにも奇妙な名前にそのような発想が出てこないのでしょうね。別人だろう、という判断になったようです。

 イアナとばれずにすんで、めでたしめでたしですね。

ワン親方
ワン親方

たしかにバレたら面倒だけどよ……めでたし、なのか?

イアナの黒歴史が増えてないか、これ。

 まあまあ、このマンガは「転生悪女の黒歴史」ですからね。いいんでしょう、きっと。

イアナと〇〇

 メインヒロインであるTakaki・ザ・ロンリーウルフことイアナがその時何をしていたか、ですね。

ワン親方
ワン親方

あんまりその偽名、掘り返してやるなよぉ

 いやでもほら、イアナ本人がそう名乗ったわけですからね。

 で、そのIana・ザ・ロンリーウルフが何をしていたか。いや、誰と一緒に居たのか、ですが……。

ワン親方
ワン親方

おいっ、混ざってるぜ!

イアナとシュヴァルツ・レ・シュヴァリエ(ミカ)

 ロッドから放たれた光を見上げていたイアナ。武器が完成したのかと思い至るものの、しかし武器の制作は本来ならばイアナから頼むもの。もうすでに完成したというのならば、自分が何かして未来を変えてしまったのではないか、と疑う。

「大丈夫。今回、君は何も変えていない」

 Ianaの前に現れたのは、ミカたちシュヴァルツ・レ・シュヴァリエ。
 そこでミカは以前からシュヴァルツ・レ・シュヴァリエとして活動していたこと。アマリリス夫人を殺したのも自分で、イアナの先回りをして今回武器を完成させたのも自分だと語る。

 イアナはそこで少し納得するのです。

【転生悪女の黒歴史】LaLa22年12月号より「ミカさんが敵だったから、イザークがアクアに殺された時も警察はかけつけて来なかったんですね」
【転生悪女の黒歴史】LaLa22年12月号より「ミカさんが敵だったから、イザークがアクアに殺された時も警察はかけつけて来なかったんですね」
ワン親方
ワン親方

あっ……そうか。イザークのあの時

 そうなんです。あれだけ派手に戦っていたのに誰も来なかった理由は単純。警備担当者が敵側だったから。

 そして様々な事件においてイアナが槍玉に挙げられるのも当然。警察が敵側だから。

 まあ読者は知っていた事実ですが、イアナはここで初めて知るわけです。涙を浮かべつつもこらえようとしているイアナの表情と……目をそらすミカの表情に注目していただきたい。

 ミカは「なぜ黒歴史通りに進めようとしているのか」という疑問が湧いたのです。

ワン親方
ワン親方

ど、どういうことだってばよ!

 ミカの今までの言動を見るに、誰かを傷つけることに快楽を覚えるタイプではなさそうです。むしろ、シャノウを殺したことを後悔しているかのような言動をしています。

 したくもないことをしている。――なんのため? 黒歴史を守る? なぜ? いや、そもそも……黒歴史ってなんだ?

 佐藤コノハが書いた物語。この世界はその物語の世界。でも、世界の流れを知っているのは佐藤コノハなだけのはず……なのになぜミカたちは『黒歴史』の内容を知っているのか彼らのとは一体何者なのか。

ワン親方
ワン親方

うーん、たしかにそこは気になるな

 そして、シャノウも殺した、とミカがハッキリ告げます。黒歴史に関係ないから死んだんだ、と。

ワン親方
ワン親方

シャ、シャノウゥゥゥゥ!

 ただイザークと違ってハッキリ描かれてはいないので、私はまだ生きている方に賭けています。……また、イアナの窮地にかけつけてくれ、絶対に。

イアナとヤトリ

 シャノウの死を知ったイアナ。
 そしてギノフォードとコノハの仲を見せつけられたヤトリ。

 ヤトリが疲れて宿に帰ると、イアナが一人、窓から街を見ていました。その背中を見たヤトリは何かを察し、静かに彼女の隣に座ります。

 と、ここでちょっと小話。おたよりください、のところにイアナとヤトリの一言二言のやりとりが小さく書かれていて、そこも面白いのでぜひ読んでみてください。

 リリー王国では街灯に魔法を使っていて、だからこそ色とりどりの灯りで溢れています。

 イアナが問いかけます。ヤトリはイアナより多くの国や街を知っている。きれいな景色とかありましたか、と。

 ヤトリが語ったのは、士官学校時代のギノフォードとの思い出。電飾のように灯りを飾られた大木を一緒に見た。
 それはヤトリにとっては特別なことだった。その木を好きな人と見ると結ばれる、という話を聞いて嬉しく思っていた。

 なのに数年後、コノハと婚約したギノフォードが婚約者とその木を見たいとヤトリに語った。ギノフォードに悪気はなく、ヤトリは表面上は取り繕って「いいね、いっておいで」と言ったものの、急いでその街に行って大金を積み、その巨木を買い取った。

【転生悪女の黒歴史】LaLa22年12月号より「もう二度と、灯りがともせないように」

 一人で巨木を見上げるヤトリの横顔の切なさと言ったら……。

ワン親方
ワン親方

ヤトリ……。

 忘れたいけど、忘れたら何かが無くなりそうで怖い、と言うヤトリにイアナは言います。

「大丈夫…私が覚えているから」

 イアナはずっと忘れていたのです。関わりがあってもなくても、この灯りの分だけの人生が、物語があるのだと。
 このセリフがかなり深いと思っておりまして。関わりがある……それは自分自身とであり、黒歴史のことも入っているのではないかと思います。
 黒歴史と関係のないシャノウが死んでしまった。彼女が書いた物語にはたしかにシャノウのことは一切書かれていない。だけど、この世界には描かれなかった人たちがいて、でも彼らは彼らで生きていて、たしかに存在している。

 誰かの人生を変えればそれは影響しあって、他のなにかが変わってしまう。

 今までイアナは死にたくない、と物語を変えることだけを考えてきましたが、だからこれからは「変える」のではなくて『覚えて』いたいと思うようになったのです。

 良い思い出だけでなく、幸も不幸もすべてを。

 だからヤトリがどれだけギノフォードを大切にしているのかについても、自分が覚えているからと……美しく笑うのです。

 この! この笑顔が今回で一番の見どころ! おすすめしたいポイント!

 今までのイアナは格好良くて可愛い、だったんです。でもこのイアナは本当に美しい

 でもヤトリはそんなイアナが消えてしまいそうに思ってしまって、抱きしめるんです。ここもね……良い! ヤトリ好き必見のシーンなので、ぜひ見てほしい!

 シリアスな後に続く軽やかな二人のいつものやり取りも楽しいです。

ワン親方
ワン親方

今回はシリアスとギャグの温度差が本当に激しいな

 本当に……でも、こういうのが『転生悪女の黒歴史』の魅力だなと改めて思いました。

ギノフォードの闇

 ローズ王国では、イザークが殺されてしまったことで、国民たちのイアナへの憎悪が凄まじく、ち茶色の髪の女性は髪を染め、赤いドレスを身につけることはなくなったそうです。

 とても怖い国になってしまっていますが、ギノフォードはそんなローズ王国の民たちの回想シーン?をバックにしながら何処かへ向けて歩いて行く。それが不気味な影のような描かれ方をしていて……ギノフォードが本当に不穏です。

 どこまでもお人好しでギャグキャラだったはずのギノフォードが、遠くへ行ってしまっています。

 彼の出番は今回本当に少ないのですけど、少ないながらも存在感がすごいです。さすが『黒歴史』内でのメインヒーロー。

 彼がどういう道を辿っていくのか……怖いけれど、ワクワクもしますね。

まとめ

  • 関わりのない人たちの事に気づき、新たな決意をしたイアナがただただ美しい

 他にも色々と見どころのある回でしたが、私が今回主張したいのはここですね。

 新たなイアナの魅力がまた見れて良かったです。

ワン親方
ワン親方

お前さん、かなり興奮してたもんなぁ。

 みなさんはどうでしたでしょうか、今回のお話。私はかなり楽しかったです。ギノフォードとイアナがどうなるのか気になりますね。
 ヤトリのイアナへの感情がどういうものなのか。ギノフォードへの想いがどう変わっていくのかも、乞うご期待! というところですよね……うぅ、早く見たい。

 ということでここまでお読みいただいてありがとうございました!

ワン親方
ワン親方

楽しかったな!

次回も会おうぜ、まったなー!


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