婚約者は溺愛のふりの最新話! そしてここで終了だったそうですが、本格連載開始だそうです!
やったね!

割と少女漫画にしては2人ともクールな方だから、逆にこれからどうなるのか気になってたんだよなぁ。
続くことになってよかったぜ。
ですね。嬉しい限りです。
全文を載せているわけではありませんが、内容について語っていますのでネタバレ・画バレが苦手な方はご注意ください。

ちなみに『婚約者は溺愛のふり』はこんな話だぞ!
【婚約者は溺愛のふり】著:仲野えみこ
ジャハリー家の養子ラチエルは税金計算とクレーム処理は得意だが、恋愛事は苦手。
ラチエルは家の財政状態の悪化から政略結婚を考えるも、恋愛スキルが下手すぎて何回もフラれ続けていた。
そんな中、無理だろうと思っていた相手(金持ちでイケメン)に告白するとまさかのOK。
しかし相手にも事情があった。父親との不仲。あてがわれた婚約者から逃れるためにラチエルの思惑を知ったうえで婚約したのだった!
他の話が見たい方は【婚約者は溺愛のふり】感想一覧からどうぞ!
【婚約者は溺愛のふり】第3話【感想&ネタバレ含】
【前回までのあらすじ】
第一話→主人公ラチエル・ジャハリーと相手ファハド・アウレシアの互いの利害が一致し、婚約者になる。
第二話→令嬢の間で大人気のファハドと婚約したことで嫉妬の対象に。ジャハリー家の悪い噂や別荘が荒らされる事件が発生。無事解決するも、流れで同居することに。
第三話→ファハドの部下を招待するパーティにて彼がお酒に弱いこと、婚約指輪はラチエルの好きなデザインを調べて作らせたこだわりのものだったと判明。ラチエルはなんとか笑ってお礼を言うことができたが……。
前回は笑顔で指輪のお礼を言うラチエルがとっても可愛いお話でした。
しかし最後にフードを目深にかぶった謎の人物が登場してました。今回はその人物が誰かがまず分かります。
なんと……ファハドの元婚約者の女性でした!

元婚約者って、ファハドを殺そうとしているとかいう?
名をナディラというそうです。
本当に殺そうとしているのかは分かりませんが、かなりカワイコぶりっ子な感じには見えました。
ラチエルよりも会話力は高いですね。
ということで今回のポイントはこちら!
- 結婚の障害――ファハドの家族関係
- 元婚約者について
- ラチエルの矜持

え? 結婚?
結婚の障害――ファハドの家族関係
第四話はラチエルの両親が「結婚はいつするの?」と彼女に問いかけるところから始まります。
彼女はのんびりしている両親に対し、毅然とした態度で「そんなことよりも、ファハドが別荘を買い取ってくれたお金があるうちに立て直しを」とすっぱり言い切ります。
が、内心は動揺していました。

婚約者は溺愛のフリ~第4話より~
「婚約したら結婚しなくてはならない」などという当たり前のことに気づいたからです。
彼女の中で婚約はあくまでも事業の立て直しのための資金が欲しかった。そしてファハドは別荘を買い取ってくれたのでお金がある。
もう最初の目的は達成したと言えるでしょう……ここで別れたら周囲は金目当てだったかと彼女を責めるでしょうけども。
その話をファハドに告げるラチエル。
ファハドは「もう少し先にしませんか」と言う。彼の父親のファハドへの悪意ある行動が収まるまでは、と。

そんなに仲悪いのか?
今のところはファハドの証言である「父親に嫌われていて、あてがわれた婚約者と結婚したら殺されるだろう」という言葉のみで、実害は描かれていません。
それにファハドが結構謎なのですよね。
物語としてはそういう障害がないと盛り上がりに欠けてしまうので、二人の間に立ちふさがる壁としては定番ではありますが……実は以前からラチエルのことが気になっていて彼女と婚約するための方便、とかだったら面白いんですけどね。
このファハドと父親との関係、ファハドそのものの謎が今後明らかになっていくはずなので楽しみですね。
元婚約者について

婚約者は溺愛のフリ~第4話より~
ファハドの元婚約者であるナディラはラチエルとは違い、恋愛事に長けていそうな女の子女の子したキャラクターのようです。
ファハドに選ばれたラチエルのことが知りたい、とやってきました。
少女漫画ではぶりっ子、裏表が激しいキャラクターというのは定番ですが、そういうキャラクターなのかどうか。
気になったのはコミュニケーションの能力が高いにもかかわらず、ラチエルの両親に「ファハドの元婚約者」と名乗ろうとしたこと。

まじか?
普通は名乗らないよな?
普通は名乗らないでしょう。現婚約者の両親に向かっては普通言わない。
これが天然なのか、天然のフリをしたボケなのか。私が考えすぎているのか。
ライバルがヒロインの親友になる、という展開はよくありますし、彼女がそうなっていくのか。本当のところファハドのことをどう思っているのか。本当に父親の愛人なのか。
ここも気になりますね。
ラチエルの矜持
ナディラが訪問して、追い払おうとするラチエル。しかしラチエルは根が良い人で中々負い出せずにいると、両親も来訪。
ナディラが友達だと言ったことで両親はその話で盛り上がろうとしますが、ラチエルはなんとか追い返したいため、両親にきつく「帰ってくれ」と言ってしまいます。
よりにもよって使用人のイヴァがいない日だったため、彼女の負担が大きかったのですね。
その後タイミングよくファハドが帰ってきてフォローしてくれます。そのことをありがたいと感じつつも、ラチエルは情けなく思ったのです。
ささいなトラブルすら振り払えないとは、なんとふがいない!
LaLa2022年2月号:婚約者は溺愛のフリ~第4話より~
このままではおさまらない。
商家の娘としてあなたに損などさせるものか。
と、ファハドに告げ「私にできることがあれば言ってくれ」と言い切るわけですが、この時のラチエルの顔がカッコイイ。
今回のおすすめのシーンでございます! ぜひ、読んでいただきたい。

おおっ!
なんかたしかにラチエルっぽいな。
そういうセリフは。
ですね。そしてその言葉を受けたファハドも満足気。

ラチエルのこういうところが気に入っているのでしょうね。柔らかく笑っています。
仕草が一々上品です。
なんでもするぞ、というラチエルに対して「なんでもってどこまでですか?」などと聞いているのはからかっているからか。
まだまだ心の内が分からないファハド。これからどんどんと見えてくるだろう彼の素顔に注目ですね。

薬学を学んでいたってことが今回判明したくらいだしな。
存在だけ出てくる兄のことも気になりますね。
まとめ
ラチエルが「ただ誰かに頼るのではなくちゃんと自分の足で立つ強い女の子」だということがわかる話、でした。

正式連載も決まったみたいだぜ。
ラチエルの格好良さと可愛らしさ、ファハドの可愛らしさと格好良さが今後の楽しみです。
では、ここまでお読みいただき、ありがとうございました!

まったなー!
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